シュレーダー邸

設計：ヘリット・トーマス・リートフェルト（1924年）世界遺産



デ・ステイル建築の象徴。トーマス・リートフェルトの傑作。死ぬまでに観ておきたい建築にまた訪れることができた。
未亡人シュレーダーとその3人の子供のために設計された住宅。そこまでは知っていたけど、シュレーダー夫人の子供が巣立った後、妻を亡くしたリートフェルトと一緒にここで暮らしていたとは知らなかった。彼のアトリエもここにあったとのこと。
その端正なデザインは写真でも十分伝わるが、写真以上に実物がよかった。そのデザインだけでなく計算し尽くされた機能性は本当に驚いた。具体的には2階は広いワンルームとして利用できるが、忍者屋敷のような仕掛けによって部屋を分割することもできる。