石油備蓄

むつ小川原国家石油備蓄基地

アメリカ南部を襲ったハリケーンカトリーナは甚大な被害をもたらした。亡くなった方には哀悼の意を表する*1とともに、一刻も早い復興を願いたい。石油関連施設が集中する地域を襲われたため、原油価格の高騰に拍車がかかっている。今後原油価格の高騰が世界経済に悪影響を与える可能性がある。

日本は先進国の中でも省エネが進んでいて、原油価格の高騰に強い体質になっていると言われる。石油備蓄もオイルショックの反省を受けて日本全国で行われている。石油連盟・統計資料にある石油備蓄量を見ると、民間備蓄と国家備蓄を合わせて約半年分の石油が備蓄されているようだ。

青森県は自動車による移動が中心で移動距離も大きいため、昨今のガソリン価格の高騰は家計を直撃している。現在青森市内のガソリン価格は1リットル130円くらい。今後ストーブも必須となり、灯油価格も高騰したら大打撃となるだろう。

写真は、青森県六ヶ所村にあるむつ小川原国家石油備蓄基地。カラフルな巨大石油タンクがいくつも並んでいる。危機管理はこのようにして行われている。今日は防災の日。私は非常持ち出し袋の準備とミネラルウォーターの備蓄を行っています。

*1:ご冥福をお祈りするという表現は、欧米人に対して用いた場合に不適切になるのだろうか。素朴な疑問。