いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「これは、伝説の大技ベアハッグですね。分かります!」

ダンキチキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
ついにかのソーラーカーが地元の近くを走る姿を拝める日が来たか(もちろんTVでね
今日の放送で通ってた道、半分以上走ったことある(・∀・)



MA棋から読んだのでそっちの感想を上げようと思っていたのだけど、これがあまりにあんまりだったのでこっちから。

鏡原れぼりゅーしょん (一迅社文庫 は 3-1)

「鏡原れぼりゅーしょん」林直孝一迅社文庫
鏡原れぼりゅーしょん (一迅社文庫 は 3-1)

俺こと来摩久司は家も特に裕福ではないし、スポーツ万能で国体にとかそんな特技もない、ただの貧乳大好きな平凡な高校生。しかし、他人には言えない秘密を押し入れの中に抱えていた。
そんなある日、清楚で可憐、誰もが憧れる同級生の鏡原奈結と二人で、友人が所属するラクロス部の試合を観戦することになった帰り道、不気味な鼻歌とともに視界が暗転。
気がついた時には、俺と鏡原さん、ちょぅど近くにいた転校生の津吹あいらの三人の意識が入れ替わり、俺は鏡原さんの身体に、鏡原さんは津吹さんの身体に、津吹さんは俺の身体になっていた。
なんでも300年の歴史ある名家の鏡原家には、ある条件を満たすと長女の身にだけ起きる「八津当輪の呪い」というものが伝わり、これはその影響だという。呪いを解くには「人魂鳴動の蝕」のときに、心と身体が入れ替わった三人のうち二人がキスをすればいいらしいのだが、そもそも「人魂鳴動の蝕」って何だ?
鏡原家に伝わるヘンテコな呪いを解くための悪戦苦闘がここに始まる。

男一人女二人の中身が入れ替わるラブコメ


なんだこれ
これはひどい。他に形容のしようがない。


途中までは普通に面白かった。
鏡原(女)の体に入った来摩のベタだけどTSものらしい反応、津吹(女)の体に入ったお嬢様鏡原の予想外な行動、来摩(男)の体に入った津吹の奇行。
入れ替わりお約束イベントを一通り楽しんで、さあこれからって時に来摩in津吹が全てをぶち壊した・・・
〜以下反転〜
殺し屋ってなんだよ。なんでここまで来ていきなりそんなとんでも設定出してくるわけ? しかもちゃんとした殺し屋シリアスになるならまだしも、ほとんどおふざけじゃないか。
そもそも後半は笑いをとろうとするタイミングが明らかにおかしい。コメディコメディでいいが締めるところはちゃんと締めろよ。
おまけに超展開でしらけきったところでエピローグダメ押し。なんだこのループ。スッキリ終わらせてもくれないのかよ。

こんな気分の悪い読後感は初めてかもしれない。どんなに悲惨なバットエンドで後味の悪い終わり方されてもこんな気分にはならない。バカにされたような気分。
あー胸糞悪い