いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4 (富士見ファンタジア文庫)

生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4」葵せきな富士見ファンタジア文庫
生徒会の四散  碧陽学園生徒会議事録4 (富士見ファンタジア文庫)

私立碧陽学園生徒会室――そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園(かどうか最近微妙)。
思わせぶりなタイトルでお届けする、長編第4巻。やっべ、ついに来ちゃった? ライトノベル的展開! 会長がツチノコを探してみたり。杉崎がプロポーズしてみたり。真冬のポディションが杉崎レベルまで堕ちてきたり。うん、見事なまでにいつも通りだね!
と思っている君、刻の涙を見ちゃうかもよ?
さらに今回、受験生にはありがたーい「会長の勉強法」までお付けして、お値段すえおき……値段はこの上を見てくださいね。
ともあれ、一年の計は「生徒会」にあり。今年もよろしくね!


深夏が可愛すぎるだろ、これ。
将来の夢も最終話の電話も反則だろう。あざとくて作者の狙いにまんまと引っかかってしまった感はあるが、ここまでやられたら「テンション上がってきたー!」と言わざるを得ないw
内容はいつも通り・・・いや、いつも以上かに会話の暴走に歯止めが利かなくなってる。大抵は面白かったけど、正直ドン引きした部分もいくつか(^^;
一番笑ったのは会長の九九。発想が天才過ぎて凡人の私にはついていけませんwww にしても会長の活躍?は久々な気がする。この人、2巻以降ネタとしてもヒロインとしても一番影が薄いよなぁ。
とまぁ、ほぼいつも通りに面白かった。シリーズとしては謎のエピローグには明確にゴールが、本編はおぼろげながらゴールが見えてきたから、ターニングポイントになる巻だったかと。と言っても、次からもなにも変わらないんだろうし、そうあって欲しい。



〜祝・アニメ化〜
基本ずっと生徒会室内で動きがないから逆に大変そう。ハルヒの部室内の話のように遊びを満載に組み込んだカメラワークになるのかな?
でもそれ以上に使えるネタと使えないネタの取捨が大変そうだなぁw