2009-01-27

「原点回帰ウォーカーズ」森田季節（ＭＦ文庫Ｊ）

おかしな人間ばかりが通う私立御伽坂学園には、当然のようにおかしな事件ばかりが起こる。そんな学園の平和を守るため、日々戦い続ける男・それが山崎章夫だ。ある時は失踪した天才音楽家の行方を追い、ある時は密室殺人の謎に挑み、またある時は突然美女と化した同級生の秘密に迫り、そしてことごとく“命を落とす”。そう、これらはすべて『彼ら』の陰謀なのだ！　章夫の幼なじみであるアキラは、なんとか章夫の“結末”を変えるべく、学園の三奇人と共に『彼ら』に立ち向かうのだが――。ツッコんだら負けの、＜運命ねじ曲げ系＞奇天烈学園ファンタジー!!

帯に「ツッコまずにいられるか!?」とあるけど、どこがツッコミどころ？
確かに“奇天烈”ではある。でも現実世界の常識を対象にして変なだけなので、そういう世界観なんだと認識してしまえば、特にツッコむところは見当たらない。
内容的には一話二話はそのノリについていけなくて正直つまらない。三話の中盤からようやく面白くなってきたと思ったら、すでに残り５０頁で即終了、、、う〜ん。
ラストは爽やかなハッピーエンドなので読後感は悪くないけど、結局最後までツッコミどころや笑いどころは分からないまま終わってしまった。

いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。

「ね・こ・さ・ぁ・ん・い・る・よ」

お届き物

原点回帰ウォーカーズ (MF文庫J)

エスパルス情報