いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!disc3」田尾典丈(ファミ通文庫)

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc3 (ファミ通文庫)
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc3 (ファミ通文庫 た 8-1-3)

いつも優しく世話好きな春姉。そして天真爛漫で甘えん坊な妹、夏海。俺こと都筑武紀が〈世界改変〉によって手に入れたヒロイン――愛する家族だ。しかし、その二人の様子が近頃おかしい。春姉は隠し事があるみたいだし、夏海の態度もどこか変だ、ぞ? ちょ春姉、その人は誰? え、実の父親!? しかも二人を引き取りたいって……それって都筑家存亡の危機じゃないか! どうする俺――!! 選択肢無限の真世界を奔走する、青春ADVノベル、待望の第3弾!


感想を一言で言うと「またそれかよ」
2巻ほどカオスな展開ではなかったのは良かったが、主人公のやっていることが過去ニ巻とまるっきり同じなので全く新鮮味が無い。
毎回毎回同じようなことで同じように悩んでいても、女の子達にあそこまで言われても、前進皆無のヘタレぶり。女の子達の主人公に向けた言葉はどれも真摯でかっこいいとさえ思うのに、受けて側がどうしようもないので良さが半減。
咲の言葉にもあったが、結局のところどこまでいっても主人公は彼女達をゲームのキャラとしか見ていないことが浮き彫りになっただけの話のような気がする。
次はもういいかな。万が一高橋さんルートだったら買うかも。