いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん9 始まりの未来は終わり」入間人間(電撃文庫)

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈9〉始まりの未来は終わり (電撃文庫)
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈9〉始まりの未来は終わり (電撃文庫)

長瀬透が殺された。
そのあと、変な奴から殺人声明の電話が掛かってきた。 
でも、僕の人生に一片の起伏もない。僕とまーちゃんの毎日は、それでも何も変化しなかった。
僕は長瀬の死を知らされても、涙も流さなかった。
教室にある長瀬の机の引き出しには、教科書が残っていた。置きっぱなしは教師から注意されているのに。長瀬なりの反抗期かな、これ。 ……ははっ。ああ、良かった。僕はまだ、笑えたぞ。


嘘つきみーくんが壊れたみーくんになってる。いや、壊れた××くんか? どっちでもいいか。
長瀬の死によって自分を追い込むように壊れていくみーくん。そんなみーくんの一人称なので読みにくい読みにくい。ページ数が倍あった8巻よりも疲れた。
大半が壊れたみーくんの支離滅裂な独演会で何をやっているのかよく分からなかったので、分かったことだけを羅列しようと思う。


・奈月さんはかわいい系(ついに挿絵登場!)
・みーくん関係者連続殺人事件勃発中。犯人は男。
・でも、長瀬以外は死んでいるか怪しい。
・にもうとのデレ分増加。ちなみに名前は××音ちゃん。可愛い名です。
・まーちゃんは新しいみーくんを見つけてバイバイ。
・パジャマに白衣はありだと思う。
ゆずゆずはきょぬーだけどゆなゆなはひんぬー。
・作者は相変わらずのマザー好き。
・壊れたみーくんはナンシー・オーエのピアノリサイタルでまた嘘つきみーくんに。
・次回最終回。ハッピーエンドへ!(二つの意味で信じられない


下から四番目がもっとも重要な情報です。嘘だけど。