明日出かける用事が出来てしまったので、予定を繰り上げてラノサイ杯の投票作品選考中(-ω-,,)
で、ブログの記事一覧からめぼしい作品を拾っていったら既存作品ばかりに。09年下半期は豊作なイメージだったけど、新規は割と不作だったんだなぁ。6:4か7:3にするか。
「聖剣の刀鍛冶8」三浦勇雄(MF文庫J)
激しい斬撃を交わした交易都市と帝国軍。圧倒的な脅威を退けたひとときの平穏、身を粉に復興を誓うハウスマン市民たち――。そんな街中を歩くセシリーの姿に、騎士団員たちは面食らってしまう。その姿は……看護服!? 生傷の絶えないセシリーが、パティから治癒の祈祷契約の実地訓練を受けることになるのだが――? 一方の帝国も、新たな魔剣・ヴェロニカの担い手を定め、歪に片牙を剥く――。激戦の刃こぼれを研ぎ治す手入れ――それは次なる一閃を極めるための周到な布石!! 壮大なファンタジー叙事、新章穏やかに開幕。
ルークがデレた!
セシリーと踊る前のやり取りも良かったけど、セシリー家(仮)訪問のニヤニヤ度はハンパない。
でも、その真意を考えるとね・・・。
前回のあれよりもさらに追い込むつもりらしい。
久々で束の間の休息。のはずなのにその端々に映る不穏な空気。手に汗を握る展開とは別種の緊張感があった。
ルーク、リサ、アリアの変化(主に悪い方への)、一方の着々と立て直し、強化が進む帝政列集国。次々と張られていく不の伏線に、この後セシリーとルークが容赦なくどん底に突き落とされる姿がありありと想像できる。
今のところ逆転の要素は・・・遠回しに明かされたシーグフリードの出生の秘密は逆転の鍵になりえるのか? 新たな魔剣ヴェロニカに憑かれたノアの弱さはつけ入れられる隙なのか? くらいか。
今後の展開に目が離せない。
「かのこん14 〜どきどき☆らぶれっすん〜」西野かつみ(MF文庫J)
「男のひとも……ここ、気持ちいいんだよね?」無事進級し、とうとう新三年生となった耕太は、心機一転、最後の高校生活となる一年間を清く正しく生きようと誓う。しかし、耕太の一学年先輩だったちずるがクラスメイトになるために留年していた! ようやく耕太のクラスメイトになれたのが嬉しくてしかたがないちずるによって、耕太は決意もむなしく純愛の海に流されてしまうのだった。そんな中、入学した後輩が耕太の下にやってきた。その目的はなんと――OVA&DVD-BOXも大人気、どこまでも純愛を貫く話題の学園ラブコメ!
どう考えても停学もしくは退学です。本当にありがとうございました。
というわけで、迷走かつ暴走しておられました。
ニコ動的に言うと「作者は病気シリーズ」や「病院が来い」などのタグが付けられる内容。もうエロさとか感じない。ある意味シュール。見所は・・・う〜ん・・・澪、かな?
最後の20ページくらいだけストーリーが進んだのがせめてもの救いか。
一応終わりが見えたようなので最後まで付き合うつもりだけど、正直10巻で終わっておけばと思わずにはいられない。