いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「Zぼーいず/ぷりんせす2」田口仙年堂(ファミ通文庫)

Zぼーいず/ぷりんせす2 (ファミ通文庫)
Zぼーいず/ぷりんせす2 (ファミ通文庫)

「生き返ってやる! 絶対に!!」決意を胸に"姫護者【クレイドル・ガーダー】"になった健太郎たち。姫のクリクリ(3歳)のお世話にも慣れたある日、遊び場で小さな女の子と出会う。「……く、くるしゅうない……」それが、"イレギュラー"を巡る新たな事件のはじまりだった!「下僕のみなさん、お仕事です」「だから、ひと言多いんだよ!」そんな時、クリクリが何者かに攫われる。生徒も教師もゾンビのように彷徨う学校で、一体何が起こっているのか??!? ハートフル不死者コメディ第2弾!

対抗勢力の天使が登場。



天使の人たちは変態でしたー!
死神がだから天使が出てくることも、幼女がいるからその道の人達が出てくることも予想してたけど、それが同時に出てくるとは思わなかった。しかも腐ってる人のおまけ付き。死神勢に比べて天使勢濃すぎ。
さて話の方は、新幼女・次期天使長のエルエルの登場。天界と魔界の姫同士の邂逅で大事件・・・は起こってないな。高校生達が普通よりちょっと派手な喧嘩してるだけのような。
それにしても三歳児(推定)二人がこんなに素直に謝れるのに、まったく高校生たちときたら。でも、まだいいか。彼女たちの涙を見て素直に仲直りできるのだから。これが大人になるとね・・・。
そんな、素直な幼女たちの涙が大事な何かを思い出させてくれそうな気もしなくはないところはハートフルで良かったのだけど、今回もキャラ&舞台説明の色が濃く、話が少々淡白なのが気になった。
次あたり盛り上がってくれないと飽きそうなんだが。

お返事

◆mahorobaさん
確かにななせなら菜乃は「先輩」と言う気はしなくもないんですが、心葉がななせ以外の誰かのために幹事をやっている姿が想像できないんですよね。
冬柴は、あの頑なな先生が数年で折れる気もしなければ、たとえ思いが通じたとしてもコンゴから帰ってこない気がするんですが。
ちなみに森ちゃんのことはすっかり忘れてました。