いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



5月の読書メーター

読んだ本の数:26冊
読んだページ数:7837ページ

涼宮ハルヒの驚愕が1冊0ページ計算のようなので、もう1冊と582ページを加算)





今月のベスト3


サクラダリセット5 ONE HAND EDEN」河野裕スニーカー文庫
サクラダリセット5  ONE HAND EDEN (角川スニーカー文庫)



「雨の日のアイリス」松山剛(電撃文庫
雨の日のアイリス (電撃文庫)



「夢の上3 光輝晶・闇輝晶」多崎礼C★NOVELSファンタジア)
夢の上3 - 光輝晶・闇輝晶 (C・NovelsFantasia た 3-8)


珍しくラブコメなしの切ない系ばかりのチョイス。

六周年


↑ちゃんと回ってますか? 12秒1周の周期のはずなんですが。





この駄ブログ6年も続いてるんですってよ、奥さん(*´m`)ノシ)Д`)ヤメテ




すぐ飽きるだろうと思って始めたはずが、いつの間にやら6年が経過。今では日課であり生活の一部です。
これからも今までどおり気ままにやっていくつもりなので


今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m






以上、去年の文章のコピペでお送りしました!(コラマテ





以下、落書きGIFアニメについてぼそぼそと。

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「GOSICKs IV ―ゴシックエス・冬のサクリファイス―」桜庭一樹(角川文庫)

GOSICKs IV ゴシックエス・冬のサクリファイス (角川文庫)
GOSICKsIV‐ゴシックエス・冬のサクリファイス‐ (角川文庫)

クリスマス前日、聖マルグリット学園は、最大のイベント“リビング・チェス大会”の準備で騒がしい。そんな中、いつものように独り読書にいそしむヴィクトリカ、彼女の退屈を追い払うため図書館塔を上る一弥――グレヴィールの初恋、アブリルの思い、ブライアンとブロワ侯爵の静かな戦い、そして――降りしきる雪の中解き明かされるのは、それぞれの“秘密”――名コンビ最後の平穏な日々を描く、大人気ミステリ外伝。


リビング・チェス大会で盛り上がるクリスマス直前の学園で、それとはあまり関係ない昔の小さな事件が語られる短編集。グレヴィールの髪型の秘密や、いつも手を繋いでいる部下の秘密がついに明かされる・・・って、これ前にもどこかで語られてなかったっけ? 気のせいかな。


短編集に似合わない寂しげな雰囲気。
祭りの騒がしさとヴィクトリカと一弥の周りの静けさの対比や、生徒の帰郷など別れを感じさせる言葉の数々など、あちこちに大戦の影と終わりの気配が漂っていてる。なので、ヴィクトリカ他が話す過去の小さな事件を楽しむというよりは、ヴィクトリカと一弥が楽しげにおしゃべりしていたり、セシル先生とゾフィがじゃれあっていたりという、小さな幸せを噛みしめる方がメインなように思える。
最後の短編集は短編らしく軽く楽しい雰囲気を味わいたかったが、時代がそうさせてくれなかったか。



やっぱり挿絵が欲しいな。
泣いているヴィクトリカとかなかなかのレアシーンなのに。