いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「アクセル・ワールド8 ―運命の連星―」川原礫(電撃文庫)

アクセル・ワールド〈8〉運命の連星 (電撃文庫)
アクセル・ワールド〈8〉運命の連星 (電撃文庫)

「着装……《ザ・ディスティニー》」
ISSキット》に侵された《シアン・パイル》ことタクムへ、自分の思いを伝えるべく対戦(デュエル)を挑んだハルユキ。しかし、破格の力を得たタクムの前に、為す術もなく倒れる。
体力ゲージが残り数ドットとなったハルユキだが、謎の山吹色のアバターの誘(いざな)いを起点に、《加速世界》最強の強化外装をジェネレートする。
「……それが、《災禍の鎧》本来の姿かい?」
光の力を得た《クロウ》と、闇の力に染まった《パイル》、二人の心意が強く共鳴し合い、そして、激突した。
それぞれの想いが絡み合い、ひとつの大きな物語へと収束したその先にあるものは──!


Q.にこっと微笑む綺麗なお姉さんは好きですか?
A.((((;゜д゜)))ガクガクブルブル
楓子姉さんマジで怖いっス。素で殺気とか放たんでください。監禁とかさらっというのも勘弁してください。怖いお姉さんキャラが定着してから、どんどん怖さが増していってるなあ(^^;
まあそれは置いといて、黒雪姫分が足りない。圧倒的に足りない。(毎回同じようなこと言ってる気がするのはきっと気のせい
ハルユキはあちこちでいい思いをしていたのに(爆発しろ)、メインヒロインとのイチャイチャが1回だけとはどういうことですか。しかも、隠れドジっ娘の発動もなしとか、なんたるむごい仕打ち。かわいいさっちゃんでニヤニヤするのが最大の楽しみなのに・・・。
え? 内容? あまりすすんd(ry
ストーリーはタクムとの私闘の続き+帝城脱出編。
タクムの問題は、システムや概念の話が多く、拳で分かり合う展開を期待していただけに肩透かし気味。理屈じゃなくて殴り合うだけで熱くていいのに。情けない男の子二人に囲まれたチユリは頑張っていたけど。
でも、後半の脱出劇は熱かった。
帝城内部での息詰まる戦闘に、出てからのスザクとの死闘。脱出時には少年誌的お約束展開まで付いて、これで燃えないわけがない。
・・・って、またまた続くんかい。
次は区切りが付く付かないよりも、ハルユキの為に必死になるであろう黒雪姫の活躍に期待したい。