来週頭はネタに困りそうだな(-ω-；)
「巨竜城塞のアイノ２ 偽りのナイツ・オブ・ラウン」鳥居羊（ＨＪ文庫）
巨竜城塞のアイノ2 偽りのナイツ・オブ・ラウンド (HJ文庫)
ウスマールとの戦争に勝利した後、新たなる城塞生命体の卵が発掘されたと知らされた潤たちは、継承会議が行われる都市へと向かう。だが、卵を継承するためには他国の賛同が必要なため、アイノの命令で潤は温泉やスイーツなどを発明し、要人たちを巧みに接待していた。
そんな折、潤の前に生き別れていた同級生の有紗が現れる……。
戦闘力ではなく知識量がチートクラスな知的オレツエー小説第２弾。
巨竜城塞同士の大規模な戦争だった１巻から一転して、２巻は政治的駆け引きがメイン。といっても、出てくるのはお菓子や温泉などの娯楽系。
知識量は相変わらずだけど、兵器や物理学だった１巻に比べると等身大の高校生らしく潤の控えめな性格にも合っていて、話自体も地に足がついた感じがする。
それに文化的な知識が外交の武器になる展開は、派手さはないが頭脳派の主人公が活躍目立って面白い。
ラブコメ方面の見どころは、表紙の同級生や新キャラを差し置いてクーネリア。
冒頭からナイスシチュエーションありがとうございますｗ 無口＆潤に懐いている様子が子犬系の可愛さ。
ただ、メインヒロインのアイノがやっと潤を意識し始めてスタートラインに立ったところなので、有紗の参入も合わせてラブコメとして面白くなりそうなのは次からか。
アイノの台詞とラストからすると、次はカーチャがメインの話かな。顔見せだけしたササイの能力や目的も気になるところ。
と、言いたいところなんだけど、
あとがきがあまりにも不穏すぎる。打ち切り？ ＨＪに切られた？
「頑張ってください」としか言えない。
