いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



センバツ 第12日目

大阪桐蔭(大阪) 3−1 健大高崎(群馬)
なかなか追加点が取れない間にホームランで同点に追い付きと健大高崎ペースかと思ったが、大阪桐蔭がホームランで払拭。大阪桐蔭はよくホームランが出るなあ。




光星学院(青森) 6−1 関東一(東京)
光星学院が快勝。長打力とここぞでの勝負強さの差か。ヒット数は関東一の方が多かったのだが後一本が出なかった。



明日は16時プレイボール予定。
そんな天気予報通りいくかねぇ( -_-)

「学校の外階段」櫂末高彰(ファミ通文庫)

学校の外階段 (ファミ通文庫)
学校の外階段 (ファミ通文庫)

「何かに熱中するのは、そんなに素晴らしいことなのか?」天栗浜高校1年の水川徹紀は気楽な監査委員。特に「階段部」なんて連中は最も理解不能な人種だった。しかしひょんなことから部費の不正流用の調査を押し付けられ、"相方"に指名された「星の女神様」上原莉梨子に引っ張りまわされることに。こんな探偵の真似事、適当にやればいい。最初はそう思っていた。しかし各部の調査を進めるうちに彼の心はざわつき始める――。ビバ青春の無駄足、再び!!


学校の階段」なのに走んないのかい。
パワフルだった姉の影響で冷めた性格になってしまった主人公・水川徹紀が、やる気や熱くなれるものを取り戻す青春ストーリー。
と、大筋は青春らしくていいんだが、具体的にみるとやりたいことがよく分からない。
いや、弱小クラブの部費の不正流用を調査ってのわかるんだけど、生徒会やそれに類する組織がこんな調査するかな? ライトノベルでこういうこというのは野暮なのはわかってるんだけど、必然性を感じないというか設定に無理があるというか。部活などと違って熱くなってやるようなものでもないし。
帯やあらすじから階段部が敵として立ちはだかるのかと思ったらそうでもなく、タイトルが「学校の外階段」な意味もよく分からない。事件は解決、主人公のやる気も復活と綺麗に終わっているにも関わらず続いたことを考えると、次になればわかる?
懐かしいキャラが顔を出してくれるのは嬉しかったのだけど(筋肉部は相変わらずでしたw)、「青春の無駄足」はなく主人公が必死になる理由も分からずと、置いてけぼり感を感じる外伝1巻だった。



甘福先生の美冬好きはブレないなw