いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



『しまパンとか言うなです―――――っ!』

犬ハサ#4
ヤンデレ妹本格参戦で盛り上がってまいりました。
やっぱ所謂レイプ目なのね。怖さ倍増。
しかし、マキシが余分なことしないと話が進むなw



神様のいない日曜日#1
アイちゃんをprpr……じゃなかった、温かく見守ってホワーンとする話始まった!
豊崎さんなのは合ってると思うんだけど、もうちょいロリ声でやってくれた方がイメージに近かったかな。

「この部室は帰宅しない部が占拠しました。8」おかざき登(MF文庫J)

この部室は帰宅しない部が占拠しました。8 (MF文庫J)
この部室は帰宅しない部が占拠しました。8 (MF文庫J)

シスコンを克服しつつある柊木夕也率いる帰宅しない部。学園祭を目前に控えた夜の屋上で、美人生徒会長・秋月琴音に告白をされた夕也は、その告白を機に自分の本当の気持ちに気付き始める。夕也に思いを寄せる2人の美少女・桜江ゆすら、木滝恋子らと共に学園祭準備が続く中、覚悟を決めた恋子は、夕也への想いを胸に動き始める。けれど、普段なら張り合ってくるはずのゆすらはどこか思い詰めた様子で……? 三者三様の想いを胸に秘めたまま、とうとう学園祭が開催! 波乱の末、夕也が選んだ一つの結論とは……? 部室で同居な学園ラブコメついに閉室!? 「あたしは――お兄ちゃんが好きです!」(by恋子)「……がう。私も負けない」(byゆすら)


\しまパン/ \しまパン/ \しまパン/
ついに恋子が表紙に登場! ご覧の通りの扱いだけれどもw



今回は鎮魂祭(文化祭)で最終巻。……最後なのね。
最後にして表紙初登場の恋子が本編でも頑張ってくれました。
しまパンからミスコン、告白まで何事に置いても一生懸命な姿が輝いている。そしてここぞのところでズルくなれないところも。いい子すぎて泣けてくるよ。
対するゆすらは、、、女の子だったねえ。ヒロインとして正しい姿だとは思うんだけど、もうちょっと野生児らしさも見せて欲しかった。それがこの巻の唯一の不満。
そして我らが主人公・夕也は、最後まで決断力のあるイケメン主人公だった。
期待したとおりにハーレムラブコメにありがちななあなあな終わり方にならず、きっちり答えを出してくれたことに満足。それに周りを納得させるだけの真摯な態度も。本当にハーレムものとしては稀有な主人公だった。夕也だったからこそ、女の子たちも栄えたしシリーズも面白かった。読むと腹が減る料理も秀逸だったしねw
エピローグも彼ららしい和気藹々な雰囲気で良かった。あれだけ群れ群れ言ってたのに、結婚とか子供という単語が出てこなかったのは意外だったけど。
兎にも角にも、萌えと料理と出来る主人公で楽しいシリーズでした。グダグダになることなく綺麗に終わってくれたのも好印象。