いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「おおっ! これがっ! ――不良少年のバイク!」

朝起きてオーストラリアを応援しようかとTVを付けたらどこでもやってない!?
と思ったらテレ東だったらしい。
地方民はこんなところでも割を食うのか。(#`3´)ブーブー


コロンビア−ギリシャもテレ東かよ!(#`皿´)ムキー

「男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 III ―Time to Pray―」時雨沢恵一(電撃文庫)

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (3) ―Time to Pray― (電撃文庫)
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (3) ―Time to Pray― (電撃文庫)

――女子高校生で新人声優をしていますが、年上のクラスメイトで売れっ子ライトノベル作家の男子の首を絞めています。
――男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。
――女子高校生でライトノベル好きを自負しているけれど、年上のクラスメイトが朗読した、『ヴァイス・ヴァーサ』のWeb小説版が気になっています。


高校生作家と新人声優の秘密の関係に『ヴァイス・ヴァーサ』ファンの少女が乱入し、ラブコメモードに突入!? 時雨沢恵一×黒星紅白の新シリーズ第3弾!


作家志望者向け解説がなくなり、似鳥視点が加わって1,2巻とは大きく趣が変わった3巻。
これですっかり普通のラブコメにと思ったら、おや? 主人公くんの様子が?
ちょっとばかし妄想力と文章力のある普通の真面目な少年だと思っていたのに、とんだ食わせ物だったわけだ。彼の異常性がラブコメにはない不思議でサスペンス的な雰囲気を醸し出している。
……とまあ、野郎のことは適当でいいとして(おい 今回視点が加わった似鳥ちゃんですよ。
内面はこんななのね! 外面とのズレが激しくてギャップ萌えで悶える。でもそうか、あの「ステラ」だもんなあ。人間そう簡単には変われないか。ともかく1,2巻の印象とはかけ離れたおっかなびっくりな感じが大変可愛らしい。
でも、彼女も戸惑いが強くてラブコメって感じじゃないなあ。ラブコメになると見せかけて一筋縄ではいかない辺りが流石時雨沢先生。
to be continuedになってないし、あとがきのお遊びを読む限り次はなさそう? と、思わせておいて期待を裏切るのが時雨沢先生ですよね。ね?