いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「がんばってみるよ」

hontoが24時間のものを24時間経っても発送しない。
あそこ、企業としてホントに終わったかもしれない。


〜その後〜
昼に問い合わせてから返信が来るまで8時間。
しかも、即発送できないならキャンセルにしてくれという内容を無視して注文から31時間以上経ってから発送し、その後に謝罪よりも混んでいたからという言い訳の方が長い糞メールを返信する始末。
本当に混み合っているのなら、その旨をHPかどこかに載せるのが筋だろう。それが無いということは、ただの怠慢だと思われても仕方がないし、事実そう思っている。
ダメだこの会社。残ったポイント使い切ったらもう使うのをやめよう。
乗換先はとりあえずアマゾンがベターかね。

「とある飛空士への誓約7」犬村小六(ガガガ文庫)

とある飛空士への誓約 (7) (ガガガ文庫)
とある飛空士への誓約 7 (ガガガ文庫)

「災厄の女王」――。戴冠から半年。ウラノスの新女王ニナ・ヴィエントは、地上国家に住まうものからそう呼ばれ恐れられていた。ウラノスの悲願「天地領有」を果たすべく、ウラノスの傀儡国家であるハルモンディア皇国はセントヴォルト帝国の誇る絶対防衛線ククアナ・ラインに対して攻撃を開始、新たな戦雲が再び多島海全域を覆うことに――。世界各地に分かたれた「エリアドールの七人」は、それぞれの運命に懸命に抗い、いつしか国家を、時代を動かしていく。 飛空士シリーズ最終章、第三部「プレアデスの奇蹟」開幕。


「追憶」から始まって「恋歌」「夜想曲」と続いてきたシリーズの最終局面が始まった。
緊迫のプロローグを経てスタートは静かに。「誓約」で七人がバラバラになってからは恒例の流れ、七人の現在が語られていく。
……って、いきなりコメディかい! お笑いバルタ劇場と銘打ちたくなる現金な心情がだだ漏れなバルタザールのパートの脱力感といったら。プロローグがすっ飛ぶわ!w
その後は真面目に。潔癖すぎる若者たちの心情を赤裸々に語りながら(お笑い担当除く)、誰のパートからも厳しい局面が伝えられる中、初めに心に来るのはやっぱりミオ。
彼女の厳しさだけ異質で、どうしてここまでと言うところまで追い込んでくるので、痛々しくて見ていられない。ここまで徹底的だと、クレアとの友情もフラグにしか思えないのだが果たして……。
そして始まるウラノスの攻勢、いや蹂躙。
圧倒的な戦力差の前にシリーズ最高の絶望感が漂う空戦が今回のハイライト。と言いたいところだが、ハイライトはその前のセシルことエリザベートの演説。
平和への願いの中で七人の友情をここまで押し出した演説をされたら感動するしかないじゃない。ミオの言葉を借りるなら泣かそうとする罠だよ、これは。演説の時とそれを読んだミオで二回涙腺が緩んだ。
今回は戦闘が一段落して「恋歌」のあの人が登場したところで続く。登場シーンはカッコいいのに、どこか締まらないのが流石だなあw 空気の読めなさをこんなところでも発揮しなくてもいいのに。

お買い物

「海の上の博物館」行田尚希(メディアワークス文庫
「ショコラの王子様」秋目人(メディアワークス文庫
「さて、異世界を攻略しようか。5」おかざき登MF文庫J


今日の夜〜明日読む本がなくなってしまったので、お酒を我慢して買ってきたお(´・ω・`)