占い師: 実績が不明確でも信頼される、おいしい仕事 <胡散臭さ100%>

 日本テレビの深夜番組「今夜くらべてみました」の7月30日の回「トリオ・ザ・今夜が勝負女」で、ゲストの峯岸みなみが、占い師の島田秀平に文句を言っていた。
 その理由は、彼がAKB48のメンバーの2013年の運勢を占った結果が、一番の幸運の持ち主がスキャンダルに襲われた峯岸で、一番運がないのが総選挙で1位だった指原莉乃だったということだった。
 占いが外れたことがこれほど明らかになったのも珍しいが、それはそもそも占いがどのくらい当たるかを厳密かつ客観的に検証しているケースが皆無だということ。
 つまり、占いはどの占い師に見てもらうかはとても重要なはずなのに、その評価に対しては極めていいかげんである。
 比べれば、飲食店なら口コミサイトで点数が付けられていて(これも主観だったりステマの可能性があったりで信ぴょう性は低いのだが)、その結果を神経質に気にして店選びをしている人もいたりするが、一方の占い師は口コミサイトすらなく、あるのは「あの占い師は当たる」とかいう客観的じゃない意見をなんとなく寄せ集めただけ。
 でも、その割に比較的大きな金額を簡単に払ったりする。
 お客さんによる実績の評価が甘くて、簡単にお金を払ってくれる「おいしい仕事」ぶりは、占い師が一番ではないだろうか?

 まぁ、占いの検証が行われない理由は、「当たってないに決まってる」と皆が思ってるからというのが大きいだろう。
 検証が行われてなければ、「『占いは当たらない』とは言い切れない」と言えそうだが、実はわざわざ調査しなくても「すべての占い師は当たらない」ということは、ある結果から既に明らかなことなのである。
 詳しくは、日を改めて…。