MU.LAB Freeのちょっとアレなところメモ

bonlifeです。結構新し目のフリーのDAW「MU.LAB Free」を使っててちょっとアレだなぁ、と思った点をメモ。
まず、結論。欠点を愛してあげられれば、なかなかナイスなDAWです。ただ、チャレンジャーとマゾっ子以外は、私の環境では突然死する傾向にあるMusic Studio Producerとか、REAPER 0.999の方が無難かも。
ということで、MU.LAB Freeに関する悲しいお知らせたちを発表します。

  1. MU.LAB Freeは8トラック制限
  2. コントロールを直線でしか描けない
  3. MIDIを外部エディタで編集できない
  4. VSTiによっては変なGUIになる (Magical 8bit Plugとか)
  5. ドラムエディターがない

まず、1点目ですが、これは結構アレですよ。デモ曲なんてオートメーションのためにわざわざトラック1つ使ってたりして。しかも、MU.LAB Freeについてくるソフトシンセのドラム関係の音は1つずつ楽器分かれてたりして。なんとなく致命的に思えてくる罠。でも、よくよく調べると、ソフトシンセの[Options]-[Edit MIDI Controller to MetaParameter Map]で開くParameter Mapで何らかのコントロールに割り当てればオートメーションできるっぽい。というか、できたですよ。 (Bach.MuSessionあたりで試してみれば良いとおもいます!) 後、普通にドラム用のVSTiとか使えばドラム音源で複数トラック使うことはなさそう。ってことで何とかクリア。
2点目。私の勘違いだったら良いんですけど、鉛筆ツールが直線しか引けないっぽい。これはかなりシンドイ。[Edit In List Editor]とかで数値入力すれば細かく制御できるんでしょうけど、そんなの無理だし…。すんごい拡大して直線をこまめに入力して曲線のように以下略すればなんとかなる!(嘘) ピッチベンドとかやっぱりフリーハンドとか曲線使って滑らかに入力したいじゃないですか。うーむ。
ということで、2点目の流れで3点目ですよ。MU.LAB Freeで無理なら外部のMIDIエディタ使わせてくださいな。Dominoとかさ。で、これがなぜか無理。オーディオの編集用には外部エディタ呼び出せる(っぽい)のにMIDIは無理…orz MU.LAB FreeはMIDIのImportやExportにも対応しているので、頑張ればなんとか…ならないな。シームレスに外部ツールと連携できないとやっぱりすごく面倒だしストレスフル。Sequenceってまとまりがあるのでそこに対してMIDIデータを流し込めれば良いんですけど、普通にImportすると変な陸の孤島にポツンと置かれちゃうのよね。それをコピーしてペースト…ってやってられるか!
4点目は、まぁ、どうでも良いや。パラメータを適当にイジればアレですから、アレです。ここは許せる範囲。
5点目は、最初はアレでしたが今では全く気にならないですよ。他に気になるところが多過ぎて。
といった感じなのが MU.LAB Free です。本当に可愛い子です。他にもミキサーがちょっと足りてないぜ、とかありますが、その辺はもう良いや。新しいツールなので、今後もバージョンアップされると思います。そのあたりに期待しながら使ってみますよ、うん。 Modular Plugin Area でゴニョゴニョやったりするのはシンセっぽくて楽しいですし。これが使いにくいおかげでIndependence Free 2.0の方でも試行錯誤して色々と勉強になりましたし。なんだかんだでなんとか1曲仕上げようと思います!その後、Cubase SE 3.0でも1曲作ってみようと思います! (さっき、久々にCubase SE 3.0起動してイジってみたら、驚くほど高機能だったですよ。苦行を通じて初めて分かる有難さ!最新のは皆さらに使いやすいんだろうね、きっと。)

[追記]