あまり味わえないよ、こういうの。

boxsystem2006-02-02




ということで金沢です。今日は7時に起床し、外を見ると雪がチラついてました。今日は彼女の車で来たんでチェーンもなければスタッドレスタイヤでもないので結構不安になりましたが、だんだん晴れてきたので無問題。でもやっぱ金沢。刺すように冷たい風が…ということもなく、ほぼ無風。とっても過ごしやすい朝でした。



っつーことでまず兼六園へ。とっても静かな朝を過ごしました。こんなに穏やかな朝をすごしたのはいつ振りだろうかってくらいの穏やかさ。昔のお殿様が羨ましくなるわ。広い庭だもの。そんな広い庭をのんびり散歩しつつ軽く現実逃避。朝食代わりにぜんざい食べました。旨かった〜☆そんで兼六園を後にしました。歩いて金沢21世紀美術館へ向かったんですが、金沢は観光に力を入れてていいとこだと実感しました。名古屋じゃありえないもんなぁ。



そして本日のメイン、金沢21世紀美術館です。兼六園から徒歩10分弱でした。いやぁ、普段美術館なんて行かないもんで、楽しめるんかなと思いましたが、割と楽しめました。色んな展示物があったんですが、俺的にはアンジェロ・フィロメーノって人の作品があるブースに一番見入ってました。シルクを使った刺繍の作品が幾つかあったんですが、大きいシルクと細かい刺繍により表現してあるんですが、結構興味深いですよ。「ハイエナ」とか「ハゲワシ」とかね。あとはアン・ウィルソンって人の作品のとこも良かったです。布に糸や髪の毛(!!)を細かく縫い合わせてあるやつや、あとはレース、糸、ピンを使って生き物(虫かな?)を表現して、それを生きているかのようにアニメーションさせてありました。



そんで一番見たかったのがレアンドロ・エルリッヒのLa Piletaっていう作品です。パッと見普通のプールなんです。上から見れば。でも実は深さが数cmのところがガラス張りになってて、水もそこまでしか入っておらず、ガラスの下は水色の部屋になってます。なのでその水色の部屋にいると、プールの中にいるような錯覚を覚えます。この場所はラルクのプロモにも使われたらしいんですが、俺はそんなん知らんかったっす。でも面白い感覚を味わえていい経験をしましたよ。



んで昼過ぎにはちゃんと金沢を出発して、無事愛知に戻ってきて、バンドの練習にも間に合いましたとさ。これもある意味面白い感覚(笑)