×ライトを読むのを挫折する

bqsfgame2012-08-30

国書刊行会から何の伏線もなく登場したイギリスSFの隠れキャラクターの一人、MJハリスンの最近の作品。
ミエヴィルあたりが影響を受けたと言う話しを最近は良く聞くので、興味を持って図書館から借りてきた。
しかし、40ページほど読んだが、退屈で仕方がないので挫折した。
×を付けた啓示空間のレナルズが誉めていたり、その時に引き合いに出すのが×を付けたディレーニイのノヴァだったりしているので、兆候はあったと言えよう。
ここらへんの変にハードSF要素を盛り込んだスペースオペラで象徴文学みたいな作品は、どれも波長がまったくと言って良いほど合わない。今後は、このテの路線は避けて通るようにしよう。なんとか賞受賞とか言う文句には踊らされないようにしなくてはならない。