フェイク!フェイク!!フェイク!!!
中国については、真面目な内容でも沢山書きたいことがあるんだけど、まずはコピー文化について。衣料品や装飾具、CDやビデオだけじゃなくて、とにかく何でも真似っこ物が溢れてました。デジカメのバッテリーが切れて、写真を取れなかったのが残念。
例えば、JALと全く関り合いのない広州日航ホテル、ピンクの看板も微妙に色が違う音楽ショップのMHV(←私のタイプミスではありません)、ここまで真似るか、上島珈琲"UBC COFFEE"、と気分は間違い探しワールド。中でも出色なのは、ナイキのパチ物サンダル。右足が"NKIE"、左足が"KNIE"、中底はアメリカプロバスケリーグのマークの脇に"BNA"だって。VOWに投稿したーい!!
石崎 浩之
国際ビジネスコンサルタント(http://www.brainstormww.com/)
今日のBGM:ローザ・ルクセンブルグ「北京犬」
日本のインディーズシーンに火が付き始めた1980年半ばのバンドで、自分的には筋肉少女帯あたりと同時期に聴いてました。今回聴き返して、これまで「北京ダック」だと勘違いしていたことが、ちょっと恥ずかしい。
拡大を続ける広州
さて、広州の街並みです。
今回、JETROのオフィスや商工会、同期への聞き込みなど、いろいろ情報収集もしてきました。そして、「仮に○○という会社から広州への出店サポートを依頼されたら?」とか、「この地でどんな領域なら新たなビジネスチャンスがあるか?」などなど、頭の中でシミュレーションをしながら、街を歩き回ってきました。
広州の成長具合については、何人かの方々がまるで口を合わせたかのように「まるで5年前の上海のよう」、「ここも5年後には同様の急成長をしているのではないか」、という意見をくれました。もちろん、いろいろ副次的要因はあるだろうし、10〜20年の長期スパンで考えるとまだまだ未知数ですが、少なくともこれから2008年北京オリンピック、そして2010年アジア大会までは、堅調な成長が見込めることでしょう。それを見据えて、ビジネスチャンスを模索していきたいと考えています。