NEO平安京エイリアン


はい。やってきました「NEO平安京エイリアン」!
2017年9月7日に株式会社コロンバスサークルより発売された、
ファミコン(互換機)で遊べる新作ゲーム。


平安京エイリアン風ゲームを制作中の身として、
これは遊んでおかねばなるまい!
そう思って予約開始直後に速攻予約して入手しました。


コロンバスサークルのサイト内の公式ページ
http://www.columbuscircle.co.jp/products/?id=1499069546-974376&ca=22


公式PV
https://www.youtube.com/watch?v=34-Wptj5tRk


というわけで、一通りプレイしたんですが、
うーん……色々と思うところがなくもない、かな。
手放しで賞賛できる内容ではないといいますか。
順を追って書きましょうか。
まずはゲーム内容の説明から。


モードは3つ。
新たに作られたアレンジ版「NEO平安京エイリアン」モード。
元祖アーケード版の移植「平安京エイリアン」モード。
ゲーム中の曲を聴ける「平安京ミュージック」モード。


このうち、もちろんメインはアレンジ版のNEO平安京モード!
……と言いたいところなんですが、どうなんだろうなあ……。
豪華作曲者陣を売りにしてますし、そもそもこの作品自体が、
以前話題になった「8BIT MUSIC POWER」や「キラキラスターナイトDX」
の流れで制作されたような節もあるので、
どちらかというと音楽の方がメインなのかもしれません。


アレンジ版NEO平安京エイリアンモード。
まず「平安京エイリアン」の基本ルール自体は
今これを読んでいる方にはもう説明不要ですよ……ね?
NEOはアレンジ版ですが、なんせハードがファミコンということもあって、
ゲームの基本ルール自体に大きなアレンジはありません。



ステージの見た目は、元祖AC版は格子状のシンプルなものでしたが、
NEOでは和風のグラフィックで多少複雑な地形の、
まあなんというか、ファミコンらしい雰囲気のものになってます。
「掘れない床」「出たり引っ込んだりする壁」という
ちょっとしたギミックがありまして、その辺も含めて
GB版のアレンジモードに近い作りですね。


1-1から4-4までの全16面ありますが、ボス戦とかは無し。
エイリアンの種類は……全部で3種類のようです。
最初の2種類は、気にせずプレイしてるとあまり
違いが分からないんですが、ゲーム後半に出てくるピンクの奴だけは
「直線上にこちらを見つけると突撃してくる」という
分かりやすい個性付けがされてて、注意が必要な反面、
慣れるとその特性を利用して穴にハメることもできて、
ゲームの楽しさに一役買ってるんではないでしょうか。
ちなみにステージ中で最後に残った一匹は高速化しますが、
AC版のように時間切れで増殖発狂することはないようです。


で、そのエイリアンどもを片っ端から埋め殺していき、
全部倒したらステージクリア、というルールはご存知の通り。
それに加えて、本作では2種類のアイテムが存在します。
一つは「コロンバスマーク」という、まあこれも
ファミコンらしいと言いますか、発売元の企業のマークが
そのまんまアイテムになってるという。ステージ開始から
ある程度時間がたつとランダムな位置に出現し、取ると500点。
もう一つは「古銭」。各ステージのどこかに埋まっており、
掘り出すと1000点獲得。こちらは位置が固定です。
で、これらのアイテムの取得数によって
エンディングが少し変わるようです。この辺は後述。


操作について。
これがちょっと、問題あるかなと思った部分でして。
十字キーで移動、Bで穴掘り、Aで穴埋め。


穴掘り穴埋めがGB版とは逆のボタンなのは
慣れれば影響ないので構わないんですが、
『ボタンを押しながら十字キーで向きだけ変える』
という、GB版でもSFC版でも採用されてた操作が
搭載されてないのは何故なのか。
あれアスミッくんワールドでも採用されてたくらいだし、
いまさら非搭載にするメリットはないと思うんですが……。


本作では向きだけ変えたいときは十字キーチョン押しで
可能ですが、そのために、移動したいときに
十字キーを押してもすぐに動き出さないので、
どうしても移動がワンテンポ遅れます。
連続で角を曲がったりするときは
思うように動いてくれないこともしばしば。


あと、敵が多いときには処理落ちっぽく
全体的にもったりするような感じがあります。
ファミコンの技術関連には詳しくないんですが、
このゲームはステージによっては敵が8体とか出るし、
2人プレイもできる都合上、ことによっては
10体くらいのキャラが画面上を同時に動くことになるので、
やっぱりファミコンのスペック的に無理をしてるのかな、と。
私はニューファミコンで遊んでるので、
互換機系だとまた違ったりするのかもしれませんが。


そんな感じで、操作性は良いとは言えないのですが、
なにせベースが平安京エイリアンなので、
元祖平安京を今でも楽しいと思える人なら
楽しめる内容にはなってると思います。
難易度は高くなく。SFC版よりもGB版よりも簡単。
攻略についても書きたいのですが、
ネタバレを含むのでこの記事の最後に回します。


続いてはNEOじゃない方の平安京エイリアンモード、
すなわち元祖AC版の移植についてですが、
よくできてると思います。私はゲーセンで
AC版を遊んだことはないので、移植度については
なんとも言えないんですが、ひとまず普通に遊べます。
ハイスコアのセーブ等はできませんが、
まあファミコンなのでそれは別にいいかな。
レトロフリークで遊んでる人はハード側でできるだろうし。


基本的に忠実な移植ですが、タイトル画面で最初に
まんま源平討魔伝なジングルが鳴るのが、
なんだかスタッフの主張を感じて、その、なんというか。
そこだけちょっと気になったかな。
他にもクレジットの投入方法等、ファミコンゆえの
原作との若干の違いはあるみたいです。
充分な内容だとは思いますが、SFC版にあった
コダワリの縦画面モードみたいなのはないので、
まあ移植としては普通、といったところでしょうか。


最後に平安京ミュージックモード。
音楽が聴ける、要はサウンドテストなのですが、
他のモードと同列に並べてあるあたり、
やはり本作のメインは音楽、という空気がひしひしと。
それだけに作りも凝っていて、
リピート再生、全曲再生、シャッフル再生の3つから
再生方法を選択できるという、ファミコンのゲームでは
なかなか見ない機能が搭載されてます。画面左右にある、
音に合わせて動くバー(正式名称分からん)もカッコいい。


作曲者陣もそうそうたるメンバーで、
それを誇示するかのごとく画面に表示されてるのは
曲名ではなく「作曲者名」!
っていうか上では書いてなかったですがそもそも
NEO平安京モードの時点で最初に誰の曲で遊ぶか
作曲者を選ぶようになってるので、やはりこれは
ゲームというよりサントラに近いのかなという、
そういう感想をどうしても抱いてしまいますね。


逆に言うと最初から曲目当てで買った人は
満足できる内容なのではないでしょうか。
超ノリノリでクッソ熱いBunという方の曲をはじめとして
他もさすがに良曲ぞろい。……ではありますが、
その方面の話は私が語ることでもないと思うので割愛。


このように多分に音楽方面に注力された内容なのですが、
それでもゲームと名乗っている以上、
俺はあくまでゲームとして向き合うぞ。
ということで、以下はNEO平安京モードの攻略について書きます。
エンディングについて若干のネタバレを含むので注意。

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