夢の実現に向けて、準備着々!

こんにちは!ミジンコです。
本日、1年生は今後本格的に始まる就職活動を前に、それぞれの進路や準備の程度によって
「就職・編入学指導講座」を実施しました。

相手、そして自分を知る一日

本校では、1年生では「ビジネス実務」という授業の中で、ビジネスマナーや履歴書の
書き方を学び、実際に企業に訪問する「企業見学会」や、本校の卒業生が活躍している企業の
方がご講演いただく「化学実務駅伝」を通して実際に分析化学者として働くイメージを抱き、
就職活動開始に向けて準備を重ねてきました。
そして今日、「就職・編入学指導講座」として希望する進路や準備の程度によって、その
準備状況や課題の確認を行いました。

はじめに、せんぱい先生から今日一日の説明がありました。その後、1年生担任以外の先生も
加わり、希望する進路等に分かれて講座がスタートしました。

就職活動の第一歩は、自分を知る「自己分析」と、相手を知る「企業研究」です。
どんな夢を持っていて、どんな業種・職種に興味があるのか、またその内容を扱っている
企業はどこか?教員と学生が1対1となり、再度今後の進路について見つめ直しました。

特に、「ビジネス実務」でも自己分析や履歴書の書き方は実施してきましたが、週に1回の
授業ではどうしても補えない部分があります。そこで、今日は丸一日かけてじっくり内容を
確認し、個別に面談や添削をすることでより良い内容となるように指導を行いました。

また、過去の先輩の就職活動に関する記録を調べ、実際にインターネットやハローワーク
から求人情報の検索も実施しました。

こちらはインターネットを利用して求人情報や企業を検索している学生たち。これまで、
業種や職種について説明はありましたが、実際に自分の手で探したのは初めて!という学生
も少なくなく、手探りながらも周りの教員に質問しながら進めていました。

また、先輩の就職活動報告書から、企業の事業内容から採用試験についても調べていま
した。本校の就職システムの特徴は、企業から本校に直接求人をいただき、「学校求人」
として学生を企業に紹介するところにあります(もちろん、全部が技術職!)。
これまで求人をいただいている企業やその業界について知るとともに、今後採用試験まで
に準備しなければならない部分について確認をしましたよ!

写真は、就職活動や企業についてぽてと先生に相談する1年資源分析化学科のSくん
(中央)とKくん(右端)。2人とも、高校卒業後に社会人経験を経て本校に入学して
きました。だからこそ、しっかり将来を見据えて準備を進めたい!と今日もぽてと先生に
どんな業種・職種があるのか、さらにはどんな特色のある企業なのか、と質問攻め!笑

こうした様々なバックグラウンドを持った学生が入学してくるのも「専門学校」の特徴
でもあります。また、そんな中でも真っ直ぐに夢に向かって頑張る姿勢に、周囲の学生たち
も次第に影響を受けて、相乗効果的に学年全体が「頑張るぞ!」という雰囲気になること
もしばしば。

今日の感想を聞くと、「どんな企業があるのか知ることもでき、また今の自分に足りて
いない部分も発見できました!」と満足げに話してくれました。とっても充実した一日
だった様子で何よりです。

この他にも、大学編入学や大学院入学(四年制学科・医療からだ高度分析学科の学生)に
向けた講座も実施しました。こちらでは、すくろーす先生が実際に編入学試験でも実施され
ている「面接試験」を模擬的に実施しました。

面接終了後の学生に話を聞くと、1年有機テクノロジー学科のAくんは「上手く話すこと
ができませんでした。でも、面接をやって良かったです!」とスイッチが入ったとばかり
に目の色を変えて話してくれました。

この他にも、進みたい進路や業種・業界について決め切れていない学生向けに、ワーク
ショップ形式での「自己分析」も実施しました。

なぜ本校に入学したのか、いつから化学・バイオに興味を持ったのか、どんな業種・業界
に興味を持っているのかなどなど、自分自身の思いを口にして、考えをまとめる作業を
行いました。

最初は慣れない雰囲気に沈黙しがちでしたが、次第に打ち解けた雰囲気となり、最後には
進みたい進路が明確になった学生もいました。今回の講座が、進路を決める第一歩となって
くれたら良いですね!

学生の中には、現段階で進路を決め切れない学生もいます。それでも、今回の様に教員と
二人三脚で就職活動に取り組むことで、それぞれの思い沿った進路を見つけることが可能に
なります。そして、そんなところが、本校が就職に強い最大の理由でもあります☆

今日、1年生はそれぞれの思いを持って「就職・編入学指導講座」を取り組みました。
これから先、どんな企業に出会い、どんな人に出会い、どんな人生を歩むのか。ますます
楽しみで仕方ないミジンコなのでした。


by ミジンコ