実験レポートのまとめと夏休みの準備

平日のコースは、今日で前期の授業が全て終了となりました。
1年生は4月に入学し、約3ヶ月間、慣れない中で分析の基礎的な技術を身に付け、
そのレポートの作成に励んできました。
今日は、これまでに作成したレポートを修正し、より完成度の高いものに仕上げる
基礎化学実験のレポート日でした。

写真は、ぷぷ先生からレポート作成のアドバイスを受けている学生の様子です。

今回のレポート修正までに、講義や実験だけでなく、インターネットツールを使った、
レポート作成能力向上のためのeラーニングに学生は取り組んできました。
その成果もあり、写真左の1年 資源分析化学科のTさんは、早々にレポートの修正を終えていました。
授業や実験、eラーニングなどを通して、
知らず知らずにレポート作成の能力が備わっていたのだと思います。

また、お昼休みには、夏期休暇中に行う国家資格の団体講習の受講証を配布しました。
国家資格の団体講習とは、「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」、
有機溶剤作業主任者」そして「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者
の資格を取得するための講習です。

あまり聞きなじみのない資格かもしれませんが、
化学者が働く現場において労働環境の安全を守るためにとても大切な資格です。
これらの資格の講習は、一般の方にも開講されていますが、
受付が開始されるとすぐに定員に達してしまうほど人気のある資格です。
しかし、本校学生は、毎年多くの受講希望者がいるため、
主催団体のご配慮により本校学生のためだけに講習を開講していただいています。
夏休み期間中に受講できるとあって、今年も多くの学生が受講予定です。

資格受講にあたり、写真左から2番目の1年 資源分析化学科Yさんは
「合格できるか不安はありますが、折角受けるので絶対に合格したいです。頑張ります!」

写真右から2番目の1年 有機テクノロジー学科のI君は、
「資格はどんな時でも、どこに行っても自分の武器になるので、沢山取得したいです。
本校の学生だけの講座なので、少し長時間の講習ですが、頑張ります。」

と意気込みを語ってくれました。

9月1日から受講が始まります。
またその時に、受講の様子はお伝えさせて頂きたいと思います。

byせんぱい