1年かけて片付けた大家さんの職場を借りる人が決まったようで
まだよく知らないがフィットネス関連の店のようだ
スタッフ数人と会ったが、感じのいい人たちで大家の奥さんも喜んでくれてるようでよかった
私がいなかったら今も散らかったままだったろうし、私のおかげだと喜んでくれている
私は遊びながらやってたので、1年使っていた遊び場がなくなるのは少し寂しい感じだ
とはいえ今度は、大家と奥さんが昔住んでいて今は物置になっている家を片付けることになった
また1年くらいかかりそうだ
私が紹介した不動産屋はやり手のベテランだけあって奥さんの扱いもうまく、すでに奥さんの危なっかしく頼りない性格も見抜いている
だから私に「あまり無理しないほうがいい」と言ってくれている
私も自分の仕事そっちのけで何をしてるのかと思うことがあるが、ただこれを受けたおかげで、大家さんのことを知ることができた
親の莫大な借金を一人で働いて返したこと、親と姉の壮絶な介護、兄の自死、
それらの問題をやっと乗り越え自分の時間が持てるようになったら数年で病気で死んでしまうような人がいたということ
以前書いたが、亡くなる1年以上前から私が何を話しても上の空で、私は嫌われているのかと思っていた
これが大家さんが自分の病気を知っていたからそうなのであって、私はこれを知らなかったら、家賃を1万以上安くしてくれて、いろんな相談に乗ってくれた恩人に嫌われていると一生思っていたままだったろう
また、毎日遊びに出かけて会ったこともなかった奥さんとも、今まで通り合うこともなく、大家さんの職場もアパートも荒れたままで、いつかけんかになっていたかもしれない
人生とはわからないものだ