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ロナウジーニョとその仲間たちVSバイーア代表親善試合


一家で楽しみにしていたサッカーイベント、Natal Show de Bola(ナタウ・ショウ・ジ・ボーラ)…クリスマス特別サッカーショウ、という感じかな、日本語で言うと。
ロナウジーニョ・ガウーショを中心とした、主に海外チームで活躍するブラジル人選手チーム対、バイーア州出身のプロサッカー選手チームの親善試合に行って来ました。



ロナウジーニョと言えば、最近はもう過去の人???って気がちょっとしないでもないけれど(暴言?)、やはりブラジルが生んだサッカーのスーパースター。彼がサルバドールに来るなんてことは珍しいわけで、そりゃもうスタジアムは超満員でしょう!
…と思ったら。
実はそうでもなく。



3日前に、カマロッチ席(一般席より少し値段が高く、良い場所で見られる席)に入るためのお揃いTシャツを引換所に取りに行った時にチケットの売れ行きを聞いたら、まだまだありますよ〜との返事。
へ?そうなの?
私、かなり張り切って、発売初日に買いに行ったんですけど?
全然そんな必要なかった???



で、今日は車で行ったんだけど、道路も思ったよりすいていて。駐車場にも余裕があった。
ん?もしかしてガラガラ…?


…はい。かなりガラガラでした。普通のクラブチーム同士の試合よりずっと少ない感じ。
ピトゥアス競技場の、せいぜい6割程度かな、お客さんの入りは。そ、そんなもんなの?ホナウジーニョよ…。


まずは19:30から、バイーアの女性歌手、マルガレッチ・メネーゼスのライブが40分程度あり(私たちが到着した時は最後の曲だった…)、予定では20:30キックオフだった。各テレビ局の生中継も入っているみたいだったから、時間通りに始まるんだろうと思ったら…
1時間遅れで開始でした。ま、そんなもんかね。


赤いTシャツに黒い短パンのロナウジーニョチーム、そして白に黒のバイーア選抜チームが入場し、最後に報道陣に取り囲まれながらロナウジーニョ本人が登場。会場は総立ちで大歓声!

私の20倍ズームコンデジで撮影しても、まぁこの程度のサイズにしか映りませんが…これはまさしくロナウジーニョの顔でしょ!!

さて試合は一応、普通どおりに前半・後半で行われました。
が、素人の私の目で見ても、全体的にかな〜り「ゆるい」雰囲気。みんなの動きがタラタラしてるの。実力の半分くらいなんじゃないかな?という感じの試合展開。
いくら親善試合とは言え、ここまでゆるくやるのかねぇ…って、ややびっくり(笑)



その緩さのせいか、ゴールがポンポンと気持ちよく決まるのは見ていてとても楽しい!
やっぱり、きれいにゴールが決まる瞬間を生で見るのは、すごく気持ちいいもんだねぇ。
ロナウジーニョも、前を向きつつひょいっと後ろにパス出したりして、彼らしい技を見せてくれたりして、会場を沸かせていましたよ。そしてパスの出しどころがいいんだなぁ。



サッカー狂のダンナとコイによると、有名な選手がたくさん出ていたようで。ファビオ・コスタとかデンチーニョとか。フェリペとか。って、サントスかコリンチャンスの選手ばっかり名前が出ますけど(笑)
中に、かつて浦和レッズで活躍していたと言うワシントンという選手がいて、きれいなゴールを決めてました。背が高くてかっこいいねぇ、ワシントン!(背番号21番)



ゴール後、ロナウジーニョ(背番号10番)と喜びを分かち合うワシントン。


親善試合ならでは?途中、選手交代で、女性選手も!


結果は6対3でロナウジーニョチームの勝ち。
客席はどっちを応援するでもなく、きっついヤジが飛ぶこともなく、非常にほのぼのとまったりと観戦しておりました。私たちが入ったカマロッチ席には、うちと同じような家族構成(息子二人)もたくさん見えましたしね。




今回、なぜサルヴァドールでこのイベントが開かれることになったのかはよくわからないけれど、コイいわく、「サルヴァドールでこんなフェスチバルがあるなんて、ソルチだね」→訳:サルヴァドールでこんなイベントがあるなんてラッキーだね
確かにね。
サンパウロのように、毎日必ずどこかで何かのショーや演劇やライブやイベントが行われているわけではなく、エンターテインメント自体が少ない地方都市だから、こういう機会は本当に嬉しいよね。
家族で楽しめるスペシャルなナタウイベントをありがとう、ホナウジーニョ・ガウーショ。

ロナウジーニョの後は、チンバラーダのライブ


Natal Show de Bolaのメインイベントはロナウジーニョが登場するサッカーの試合。
だけど私にとっては、実はその後に登場するTimbaradaのライブの方が楽しみだったり…。


試合後ほどなくして、「カマロッチ席の人は特設ステージ前に下りておいでー!」との威勢のいいアナウンス。そしてまもなく、ステージ前は白いカマロッチTシャツの人々で埋め尽くされました。
あぁ、私も下りたい!
しかし、ひざの上には眠ってしまったアレックス…。
そりゃそうよ、もう時計は23時半を過ぎている。眠くて当然よね。仕方ない、今日は遠巻きからデニーを拝ませていただきますわ。



遠くても音楽はばっちり聞こえる。だから満足満足。
2月のカルナヴァルが近づいてきて、バイーアのアーチストたちの活動も盛んになって来た。その一環として、こういうイベントにもじゃんじゃん登場するのよね。
ファンとしては嬉しい限り♪


対面の客席で踊り狂う若い男性4人組。こういう動きがすごくバイーアっぽい。



久しぶりのサルヴァドールらしいお祭り騒ぎ系ライブ…こんなに遠巻きに見るのも初めてだけど(笑・いつもはその渦中にいるから)、そのぶん歌や太鼓をしっかり味わえていい感じ。大好きなナンバーもしっかりと歌い上げてくれ、楽しめました。
途中、眠気が一瞬襲ったけど、最後は回復して一安心。あのまま寝ちゃったらもったいなさすぎ。
子どもたち二人は、あの大音量の中、思いっきり寝てましたけどね…


結局、最後まではいられなかったけど、1時間近くライブを楽しんで長丁場のイベント会場を後にしました。こういうところに、コイもアレックスもみんな一緒に来れるようになったなんて、ある意味、感慨深いものであります。アレックス、成長したなぁ。(帰りの車までの道のり:約700メートル?はだっこでの移動だったけどね…)

サンタミッション@郵便局、完了!


今年も郵便局のサンタプロジェクトに参加し、かれこれ9人ほどの子どもたちにプレゼントを用意しましたよ。
いずれも、コイやアレックスのお下がりの服やおもちゃ、靴が中心なんだけどね。一応、可愛くラッピングして、紙袋には赤いリボンを結んでそれらしく…。



両手に紙袋をたんまり提げて、徒歩数分の郵便局へと届けに行く。ほんと、郵便局の近くにたまたま住んでいて良かったよ。そうでなければ、このプロジェクト自体に出会うこともなかっただろうから。


持参したプレゼントの宛先番号(子どもの手紙に付けれらた番号)を、係のお姉さんがパソコンに入力すると、宛先の住所が表示され、それを一枚ずつプリントアウトしてテープで紙袋に張り付けると言う手順。去年よりシステマティックに進化しましたなぁ。
去年は、手紙にバッチリと住所が書かれていて、私のほうでプレゼントに手書きで住所を記入していたの。



無事、すべてのプレゼントに宛先が張られ、うずたかく積まれたプレゼントの山に置かれました。
それにしてもすごいよなぁ、この山!
ほとんどがおもちゃ屋さんの包み紙だ。ってことは、おもちゃ屋さんで買って来たんだなぁ、寄付する人たちは。
そして今年も自転車が多いよ…。でっかいよ…。
こんなのが届いたら、子どもたち、それはそれは嬉しいだろうなぁ。


ところでコイを同伴して行ったんだけど、係のお姉さんに、
「あなたのところにはもうサンタさん来た?良い子にしていると来るはずよ」と言われ…
悲しそうな顔で、まだ来てない…と答えるコイ。
そして、帰り道。サンタさんいつ来るのかなぁ…と不安そうにつぶやいている。


まだまだピュアなのね。
半分は、ママがサンタだと気付いているらしいけど(クラスメートに吹きこまれたらしい)、それでも半分はまだ本当のサンタを信じているんだろうなぁ。
可愛い奴め。
大丈夫、いい子にしていたらきっとナタウの日に届くわよ〜と、頭をなでなでした帰り道。


はい、大丈夫。我が子へのサンタミッションもほぼ完了。
あとはお手紙だけ…。
日本のじいじばあばからの贈り物がまだ届かないのが残念。やはりこの時期は郵便物が混み合うんだろうねぇ。
年内には着くといいなぁ。