ディズニーワールド


【行程】
ホテル →アニマルキングダム→ ターザン・ロック →→ ミッキース・ジャミン・ジャングル・パレード →→ カリ・リバー・ラピッド →ダイナソー→ マジックキングダムへ


今日は「アニマルキングダム」の報告。ですが、その前にディズニーワールドというものについて簡単な説明を。。。僕も昔はディズニーワールド=フロリダにあるディズニーランドと思っていたのですが、それは厳密に言うと間違いです。


フロリダにあるディズニーランドは「マジックキングダム」という名前のテーマパークで、ディズニーワールドの敷地内にあります。ディズニーワールドとは、文字通り「ディズニーの世界」であって、広大な敷地内にマジックキングダムをはじめとする4つのテーマパークとホテル(ディズニーが経営)、商業施設がそろっている、ひとつの大きな街のようなものです。そしてこのディズニーワールド内では、道路からバスからモノレールも含めてディズニーが経営していて、ゲストはバスとかもタダなのですね。すばらしい。


アニメーションから出発したウォルト・ディズニーは、最終的には街作りに強い意欲を燃やしていたのですが、彼の理想とした世界がこのウォルト・ディズニー・ワールドであるのかもしれません(ここら辺を知りたい人は、今やディズニー研究の古典的な入門書ともなりつつある『ディズニーランドという聖地』能登路雅子著(新潮新書)を一読することをお勧めします)。


前置きがメインとなりつつありますが、今日はアニマルキングダムを訪問。これはディズニー版ハイテク動物園という感じでしょうか。アジア、アフリカなど、アメリカ人のイメージするエキゾチックな密林のなかに、サファリパーク、絶叫系マシン、ずぶ濡れ体感マシン、ミュージカル風ショーアトラクションなどが点在しています。ターザン、ライオンキングなどのアフリカを舞台とする映画(ソフトウェアコンテンツ)を持っているディズニーだけに、そうした映画の世界にジュラシックパークに代表される恐竜の世界をも取り込みながら、ひとつの世界観を持ったテーマパーク(ハードウェアコンテンツ)を作り上げる手腕は見事なものです。


ディズニーのテーマパークを見て感じるのは、(ミクロの視点から見た)ひとつひとつのアトラクションは徹底して細部にこだわりながら、(マクロの視点から見た)ひとつのテーマパークとしては、イメージを明確に保っているという点です。この2つがそろっているからこそ集客力があるんでしょうね。


熱帯が舞台のテーマパークだけに、恒例のパレード(ミッキース・ジャミン・ジャングル・パレード)もカリビアン音楽ベースのクリスマスソングに乗せて賑やかに行われていました。山車の作りなどは、ミュージカル「ライオンキング」の動物の人形(?)を上手に応用して作られているように見受けられました(そう考えると、ジュリー・テイモアの貢献大ですね)。いろいろなビジネスに進出し、それらの良いところは貪欲に取り入れ、他のビジネスにも活かしてく。なんだかディズニーとは見た目のかわいらしさとは裏腹に、恐ろしいほどの企業です。


うむ・・・(予想していたとは言え)メインが最後のおまけになってしまいましたが、今日はダイナソーとターザン・ロックと カリ・リバー・ラピッドを体験!やっぱり絶叫系ライドマシンは楽しい!!!!!


アニマルキングダムは→http://www.disney.co.jp/usparks/wdw/II/A/4/