38歳再始動!果たして転職回数が多くても転職できるか?②

釣りメールに気をつけろ!

限られた時間の中で、最も大切なポイントは早くまともなエージェントに出会うこと、です。
しかし、転職エージェントには釣りメールによって無駄な時間を使わせられることがあります。
さも案件があるようにして期待して会いにいくと、実は案件なんてまるでない、ということです。
この時によく送られてくるのは釣りメール(と、勝手に名づけてみました)です。

内容はこうです。

弊社は様々な会社にリレーションをもつ転職ファームです。
ご紹介できそうな案件が多数ございますので、ぜひ一度面談を・・・

というメールが来ます。
しかし、このメールは転職希望者の職務経歴書をちゃんと見たわけではなく、転職エージェントにいる若手が適当な候補者にメールを送り、釣れた、候補者に対して空いてるエージェントを担当として割り振るわけです。

したがって、”ご紹介できそうな”案件なんてあるはずもなく、会って話せばなんかあるだろ、的な面談がセットされます。
そして”よくお話をおうかがいすると現時点では難しいかもしれませんね”なんて言ってくるわけです。
転職エージェントの会社までわざわざ交通費と時間を使って会いに行くのに、エージェント側の準備は何もされておらず、エージェントとしてはただ待っていればいいわけですから、こんなに失礼な話しはありません。

よく転職大手のJACや中堅どころのネオキャリアなんかはこの手で面談に持ち込みます。
そして志望とはあまり関係のない外資系の営業職なんかの案件を押し付けてきます。

インテリジェンス卒業生が立ち上げた中堅どころの転職エージェントも似たような手を使ってきます。
20代の若手の転職ではないのですから、こうしたメールが来たときは、本当に案件があるか?と返信してみるとよいでしょう。

Cさんはアドバイスにしたがって4社に、案件があるか?という返信をしたところ、本当に具体的な案件を知らせてきたのは1社だけだったそうです。

さて、Cさんはこんな釣りメールをかわしつつ、何件かのエージェントとアポをとりました。

しかし、そこで出会ったヘッドハンター(?)との遭遇に唖然としてしまったのでした。

(続く)