15×24 link five ロジカルなソウル/ソウルフルなロジック 読了

夜明けにもっとも近い刻こそ、闇はいっそう深くなる――〈捜索隊〉に与えられたタイムリミットまで残り数時間。殺人鬼・ファブリの魔の手は、ついに一行を捉える。そして、徳永準の前に現れた少女の目的とは…?

もうダメだ、マーチはどこまでゴミになるの? 言ってること全てがブーメランじゃん。しかもそれに気付いていないのが笑えるを通り越して呆れる。link sixでどうなるか楽しみ。
 そしてジュンくぅぅぅぅん! なんか物騒な人になっちゃったね銃なんか持ってさあ。あと少しでどうしようもならなくなるとこでしたな。その後に平然と麻雀大会に参加するのも・・・・・・。なんとも浮世離れした人で・・・・・・。
 
 ササウラとマリエの主人公っぷりがやべえ! 設定的に脇役って感じがするのにこの二人は・・・・・・!

 口絵の一番左のキャラが、途中までアキホと気付かなかったのは内緒なんだぜ!

家日和 読了

家日和 (集英社文庫)

家日和 (集英社文庫)

会社が突然倒産し、いきなり主夫になってしまったサラリーマン。内職先の若い担当を意識し始めた途端、変な夢を見るようになった主婦。急にロハスに凝り始めた妻と隣人たちに困惑する作家などなど。日々の暮らしの中、ちょっとした瞬間に、少しだけ心を揺るがす「明るい隙間」を感じた人たちは…。今そこに、あなたのそばにある、現代の家族の肖像をやさしくあったかい筆致で描く傑作短編集。

 奥田英朗って、ハズレがないから読んでるけど、その中でもこれは当たりの部類なんじゃないかと。
 空いた時間にちょろっと読めちゃうのがいいね。
 個人的には「妻と玄米御飯」が気に入った。自分もロハスとかあまり好きじゃないしね。だよなwとか思いながら楽しく読めた。
 これは人にぜひ薦めたいかな。

鍵開けキリエと封緘師 モラトリアム・ミッドサマー 読了

美しき《大統領》に封緘術を学ぶようになったキリエは、自問自答を繰り返していた。――なぜ自分はこんなにも「開けたい」んだ? そして訪れる来訪者たち。厳重に閉ざされたはずの歴史の扉が、開いていく……

 今回も可もなく不可もなく、な出来。
 今回はキリエが「どうして鍵を開けたいのか」と自信と将来に悩むお話。そりゃそうだよな、鍵が開けれてするおといえば空き巣・・・・・・。あとは鍵屋でも営みますか? って話だもんなあ。しかもキリエの住む村には鍵屋なんて必要ないし。よくよく考えれば若干詰んでるような・・・・・・。
 で、新キャラが投入されたけど、これからどう動いていくのか・・・・・・。つっても、次の巻で終わりらしいし、大統領の謎についても明かさないと作品としてもアレだし、こりゃフェードアウトコースかな? あの子はいつも頑張ってるよ的な描写で片付けられるとか。