わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

広大なる、ふきっさらし

 七時起床。眠い朝。
 午前中から猛ダッシュで某企業の案件のために「すごろく」の構成とコピーをつくる。
 煮詰まったので、昼前にすこしだけ散歩。今川のほうに、何もないふきっさらしの野っ原状態の公園があるのを見つけた。サッカー場がみっつはつくれそうなくらい広い。そこに、昨日とはうってかわって、いくぶん冬の表情を取り戻した風が北西から吹き上げてきた。ツツピ、ツツピとシジュウカラがご機嫌そうに鳴いているのが聞こえた。
 午後は「すごろく」の裏面、某飲料メーカーの企画など。またまた脳が飽和状態になってしまった。二十時、業務終了。

これがぼくのサカモト

 あるアーチストの、今の状態がどうしても受けれいられなくて、過去の作品を愛聴しつづけるというのはよくあること。ぼくにとっては坂本龍一がそんな感じかもしれない。今のロハスなサカモトが嫌いというわけではないが、やはり80年代にYMOをやりつつ、裏ではアンチポップの極みとも言えるこの作品をつくったサカモトこそ、ぼくにとってのサカモトなのだ。

B-2 Unit

B-2 Unit

金井美恵子『道化師の恋』

 金井美恵子強化期間はまだまだつづく。これはいわゆる「目白モノ」のひとつ。えーと、たぶん『文章教室』に出てきた、主人公の人妻の通っていたカルチャースクールで先生をやっていたうだつのあがらない小説家の話、じゃないかな。長編というより連作という雰囲気のようだ。

道化師の恋 (河出文庫文芸コレクション)

道化師の恋 (河出文庫文芸コレクション)

ひっかきむぎ

 花子、夕方からソワソワが激しくなり、夕ゴハンのころまで落ち着かず。延々と仕事のジャマをされつづけた。花子からすれば、仕事なんかするな、と言っているようなのだが。
 麦次郎、気付いたらまぶたのところに引っ掻き傷ができていた。どうやら寝ぼけてやってしまったらしい。コイツの場合は花子のように傷を気にしすぎて掻きむしったりすることがないので、まあ安心。
 ぷちぷち、37g。かなりいつもの元気が戻ってきたが、まだ不機嫌なときのほうが多いみたい。