七時起床。朝の日課になっているトリの世話、ぷちぷちが入院中なのでここ数日はしていない。多少楽になった反面、どこか拍子抜けた気分。だが、もうすぐ戻ってくる。近々、朝七時にゴハンをあげたり体重を計ったり軽く遊ばせたり、という仕事が戻ってくる。
トリはいないが、猫はいる。猫の世話を一通り終わらせ、さてMacに入れた音楽でも聴きながら机や窓やエアコンの上の埃取りでもするか、とiTunesを起動させ音楽を選んで再生し、まずは机の上から、とハンディモップでペンケースだのハードディスクだの電話だのMac用に接続しているBOSEのスピーカーをどかしながらサッササッサと埃を取っていると、突然左側からピー、というけたたましい電子音が鳴りはじめた。放送禁止用語を隠すときの音にそっくり。明らかにBOSEから鳴っている。慌てて電源ケーブルを引っこ抜くと、鳴りやんだ。電源を入れると、また鳴る。故障だ。買ってそろそろ三年だが、スピーカーってこのくらいでぶっこわれるほどヤワじゃないはずなのに。店頭で念入りに視聴して決めた機種だけに、非常に残念。ひとまず月曜に修理を依頼することに。しかし、なんとなくBOSEが信頼できない。カミサンのMacにもスピーカーをつなげてあげたいと思っていたところなので、修理が完了したBOSEをそっちに回すことにして、ぼくは新品を購入することにした。とはいえ、トリの入院で思わぬ出費がつづいている。いい音で、なるべく安いモノを買いたい。できればすぐに。店まで出向き、視聴している時間は取れそうにない。というわけで、予算8000円未満で(BOSEの半額)Amazonで評価の一番イイものを選んだ。詳細別項。
午後、カミサンがぷちの入院するトリの病院「リトルバード」に電話。来た来た、来ました。退院許可。夕方、さっそく迎えに行く。こちらも詳細別項。
夕食はピザにした。明日は何かつくるつもり。
ぷちぷち入院日記【退院】
退院。結局原因(なぜ感染したか)は不明。最悪の数値だったというのに最短で回復してしまった、と先生は驚いていた。病院の新記録更新だそうだ。いいことだ。
体重は40グラム。元気なのだが、まだ便がわずかに黄色っぽいので、しばらくは自宅療養。体力温存のために小さなかごに入れて、あまり動けないようにする。あまり話しかけないようにするのも大切だそうだ。興奮しちゃうから。とっても、ウチの子の場合は常にハイテンションだからなあ。ゴハンは切らさぬようにし、調子が戻ってきたら1日3回程度に分けて定量を与えるようにする。薬は水に溶かして1日1包。明日からしばらくの間は、今まで以上に気を遣った飼育をすることになる。
今は無事帰宅し、超ハイテンションになっている。ゴハン用に入れておいた粟穂を振り回して薬の入った水にドボンとつけたり、ウンコの判別用に床に敷いたクッキングペーパーをガシガシと囓って刻んだモノをやはり水の中にぴっちょぴちょに入れてみたり。目が合うとキョインキョインと叫びまくる。大丈夫か、コイツ。
参考までに。治療費、トータルで5万円くらいかかりました。
コンパニオンバード no.11―鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 Special feature:ハイブリッド考 bird a (SEIBUNDO Mook)
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コンパニオンバード―鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (No.10(2008)) (SEIBUNDO mook)
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Logicool Z-4
ロジクールというのは、キーボードやマウスで有名なメーカー。オーディオメーカーではないのでちょっと不安だったが、評価がズバ抜けていい。これを信用することにした。LR2本のスピーカーのほかに、独立したウーハーがある2.1チャンネル。かなり低音に迫力が出るらしい。ちょっと楽しみ。6,980円也。
【09/08/09追記】
翌日には到着してしまった。さすがAmazon。で、感想です。
まず箱を開けてみて思った。でかい。でかいよ。でかすぎるよ。なんだよこれ。サテライト(左右のスピーカー)はどうってことないが、ウーファーがでかい。左右幅、広辞苑3冊分くらいは楽にある。置く場所を選ぶ。
デザインはいい感じ。ちょっと安っぽいけど、現行のiMacにはバッチリ。リモコンは操作しやすい。といっても電源オンオフとボリューム、低音コントロールしか機能はないから、そんなに操作することってないけど。
で、肝心の音だが
- もっとわざとらしいくらい低音が厚くなるのかと思ったが、意外にナチュラル。自然に厚みが増す感じ。
- 全体の印象としては、音の伸びが足りなくなる傾向にあるような。とくに中音。広がってはいくのだが、すっきり伸びていく感覚がない。伸びきる前に引く感じ。力強さがないのかな。
- 高音が軽い。音が伸びないからだと思う。
- しかし、全体としてバランスは取れていると思う。前のBOSEは籠もるような丸さがあったが、こちらのほうがシャキシャキしている。それに、立体感は明らかにこちらのほうが上。
総論。コストパフォーマンスを考えたら、絶対にBOSEよりこちら。音のリアリティを求めるならもっとお金を出してBOSE(リアルとは言えないけど)やオンキヨーを買うべき。★★★★って感じですな。
【10/01/11追記】
約5カ月が経過。スピーカーという道具は電気を通しつづけるとすこしずつ回路がこなれてくるようで、音質も徐々に変わってくる。これをエイジングとかいうのだがそうだが、ぼくのz-4もエイジングができてきたらしく、かなり音質が変わってきた。
- 音が全体的にしっとりしてきた。ヴォーカルはニンゲンの息のしっとりとした感じが伝わってくるような。
- 高音の安っぽさ、伸びの少なさは解消されつつある。ハイハットの音なんかはシャッキシャキしているのだが、弦楽器の高音などは弦の柔らかさをそのまま伝えているように思える。
- 低音の厚みは相変わらず。
- 以前にも増して音に立体感が出てきた。高音がいい音になってきたからかもしれない。
エイジングが進行するにつれ、BOSEよりいいんじゃないかという気がしてきている。ホントによい買い物ができた。大満足。
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保坂和志『猫に時間の流れる』読了
「キャットナップ」読了。ニンゲンと猫、社会構造に組み込まれていながら志向すればいくらでもアウトローにはなれる存在であるニンゲン(と書いているうちに、そりゃ違うな、と思いはじめているのだけれど)と、アウトローに生きていながらも実はニンゲンという存在に依存しなければ生きていけない猫という存在の対比を、どちらがいいとかそういうレベルの問題ではなく、ただ単に対比するためだけに(それが重要なのだが。作者は答えを出す必要はない。答えは読むことを通じて思索の迷路に迷いこみはじめているはずの読者が出すべきなのだ)この小説を描いているように思えた。
わずか十数年前に書かれた作品だというのに、すでに現代性を失いかけているので驚いた。作品内容より、このことに気を取られてしまった。それじゃだめじゃん(春風亭昇太風に)。
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