- 作者: 本田由紀,内藤朝雄,後藤和智
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/01/17
- メディア: 新書
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一章〜三章まで分かれており、それぞれ筆者が異なる。
この本のキモは一章だ。
「働きもせず学ばず、親のスネをかじっているロクデナシ」というニートが本当に増えているのかをデータを用いて検証。そのようなニートは「事実上増えていない」ということを証明している。増えているのは「失業者」や「病気やケガなどで働けなくなっている人間」ということを指摘し、失業者にニートというレッテルを付け、危機感を抱かない点に関して著者は警告を発している。二章は2ちゃんねるとグーグル先生とはてなブックマークをフル動員すれば全部得られるような知識のまとめ。三章は…ニートという言葉の歴史みたいなもの。ただ三章の著者は俺より年下でビビる。
早い話、一章だけ見るために古本屋で買うと吉。