超時空要塞マクロス感想


超時空要塞マクロス メモリアルボックス [DVD]

超時空要塞マクロス メモリアルボックス [DVD]

設定監修:黒河影次(河森正治)

一番下にネタバレ書くので注意して下さい。

1982〜83のアニメ。ちょうどビデオが出始めた頃だね。テレビ版は酷いらしいけど、修正版を見てるのでなんとも言えん。まあ自分はテレビでアニメ見ることは殆どないので、この注釈はあんまり必要ないんですがね。ああ因みに画像リンクのメモリアルボックスには作画崩壊で有名な11話がついてるらしいよ(まあアニメの歴史は作画崩壊との戦いでもあったわけだ)。
で、感想なんだけど、特に面白いとは思わないけど、一応注目点はあるかなくらい。超時空シリーズやマクロスシリーズを見ていくつもりなら見る必要はあるかもね。
17話は偽者と本物が混じってて、凄く頭の体操になるよ。エヴァの後半みたいな感じだけど、たまにならいいかなと俺は思ってる。
要するに17話でううん?ってなるようだと、他の話数にも見逃しがあるってことだと思う。因みに俺が思うアニメを見るコツは常に一画面先をよむってこと何だけど、これはちょっと普通の人には難しいのかな??どうだろうか?
後は30話が好きだったかな。何で好きだったのかは思い出せないんだけど・・・・・(感想は後で書いてるからね)。
因みにこのマクロスと言えば板野サーカスなのかな?キャラは非常に頑張れてなかったけど、メカ系のもの(まあエフェクトとか)に関してはなぜか頑張ってたなとか思った。

評価5.0内S2.0
超時空要塞マクロス メモリアルボックス [DVD]
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この下がネタバレです。






ネタバレ
宇宙船(超時空要塞?)マクロスを舞台とした戦争の中に生きる人々の物語。非常に重要なのは、あくまでマクロスを舞台にした戦争であるだけで、現実の戦争を意識していたとは私には思えない点である。もったいないなと思う。
まず、マクロスが宇宙にでて、主人公のヒカルはミンメイと言う女を守るためにパイロットを始める。ただしミンメイはヒカルのことが好きと思わせておきながら、歌手となり、その後イケメンロンゲのいとこと付き合い始める(ここの思わせぶりな伏線は気に入らなかった)。
マクロスの敵はゼントラーディーとか言うのだが、そいつらは実は地球人と同じプロトカルチャーと言う一つの種から派生しているらしい事が後々分かっていく。
彼らゼントラーディーには文化がなく巨人で、女とは争いのもとみたいに伝わっているらしい(まあこれらの設定はいらなかったようないるような、微妙な必要性で物語に絡んでくる)。で、その後一旦地球人が敵もろとも地球を滅ぼし、生き残ったゼントラーディーと地球人が平和に暮らしつつあったのだが、また争いが起きる(この辺りから物語が恋話中心になってくる気が・・)。で、最後には移民をしなきゃ駄目だみたいな感じで、次の話もあるんじゃないのと期待させつつ終了。と言うような内容が、非常に電波かつ、都合よく推し進められていく。中々良いこと言う時もあるし、長い伏線が決まったりもするんだけど、逆もしかりで、どっちとも言えない。
キャラクターの心理が非常にご都合主義で、おばかに見えるのが嫌だった(すれ違い演出がね)。まあ80年代前半の昼番組だから仕方ないといえば仕方ないんだけど(まあそれより前にコナンや名作劇場があるわけで・・・)。
あとは巨人とマイクロンのサイズが安定しないのが嫌だったかな。メカはわりとサイズ的には安定してる気がしたけど(自分はメカなんて殆ど見てないわけだけど)コンテは途中やる気無かったなあ。後は、やっぱり脚本もあんまりやる気無いんでないのとか思ってしまった(と言うより内部ですれ違いがあるような・・・・)。まあマクロスにあんまり突っ込んで書く気はしないよ。正直な所。