アウトレイジ

関東一円に勢力を張る巨大暴力団組織・山王会組長の関内のもとに、一門の幹部が集結していた。その席上、関内は若頭の加藤に、直参である池元組の組長・池元と直系ではない村瀬組との蜜月関係について苦言を呈す。そして、加藤から村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、その配下の大友組組長・大友に“厄介な”仕事を任せる。こうして壮絶な権力闘争が幕を開けた…。


観賞日2010年6月30日


【60点】







上によくわかんないあらすじをつけましたが、一言で言えば”ヤクザの抗争・暴力のみ”
の映画です。








出来は正直にいえば面白くもないが、つまらなくもないという











取り敢えず、公開前からCMで散々やっていた「全員悪人」というコピーが完璧だったと思います。

商業性を帯びるゆえに詐欺になりやすい映画のコピーですが(何回騙されたことか…)、今回はズバリです。

映画の核そのものでしょう。













良かったのは役者陣かと。まさかの加瀬亮がしっかりヤクザやっててビックリ
あと悪どい小日向さんも見どころ(笑)



ストーリーに関しては特に言うことはありません。まぁ口は災いの元だし、悪賢い奴が勝つと言うわけで…
まぁ外道のなかでは外道も正直も意味のないものに過ぎないと。たけしが比較的真面目?なヤクザなんで、所詮世の中こんなもんさみたいなひねくれも含まれてんかね












今年日本で上映した韓国映画、『息もできない』では、ヤクザが光を見つける物語だったのに対して今回『アウトレイジ』ではひたすらに悪。どす黒い悪。たけしが自らのアクを出したのかと思うくらい

どっちの映画も憎しみは連鎖することがテーマにはなってますがね。
でも沸点の低いせいでヒドいことになってますが…











とりあえず殺し方がグロい。痛そうな死に方嫌いなんで、けっこうキツかッたです。
ポップコーンを食べながらの娯楽じゃあないっす。

結局殺し方のデパートみたいな映画?
Vシネとかヤクザものになれていない人間にとっては楽しみ方がイマイチ掴みづらかったかな…








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