19世紀末のロンドン、探偵ホームズとその助手ワトソンは、黒魔術の儀式と称して若い女性を殺害してきたブラックウッド卿を逮捕することに成功する。
絞首刑になり、死んだ筈のブラックウッド卿…しかし、彼は生きていた!?そして再び殺人が起きる…この不可解な事件に対してホームズは見事推理出来るのか?
観賞日4月1日
【70点】
はい、調子こいて毎日のごとく更新してると、さすがに今年の映画のネタが無くなって来ました。(笑)2010年がなくなり次第、過去作品に移ります。
本題に戻りまして、
今作はいわゆるヒーローものと言えるでしょう。アクションあり推理あり、コメディー要素ありの王道系。
個人的には、最近CGの多用で、
昔ながらの殴り合いのケンカアクションやらが減っていたのでこの作品を見てて懐かしい気分に浸りました。
雰囲気は過去のインディジョーンズや007を彷彿とさせます。
恐らくホームズをシリーズ化して第二のインディなどの立場を目指そうとしているのではないでしょうか。
また、ユーモア(皮肉)たっぷりの作品です。
ホームズもワトソンもブラックジョークが多く、娯楽としてかなり楽しませてくれます。
原作でもなかなかウィットがきいてますが、今回はその上です。
やりすぎ?
いやこの解釈のホームズなら問題無し!
そう思えるキャラクター設定。
ロバートダウニーJr.はやはり髭がダンディー。
少し抜けてるけど、イザとなるとすさまじいキャラをやらせると似合うこと、似合うこと。
映画の舞台となる、産業革命期のロンドンの雰囲気はかなりあります。
細部までこだわっているところがこの映画を楽しいと思える一因になっているでしょう。
こだわらない映画はショボく見えて入り込むことの出来ない作品になりますから…
世界観が確立されていて、ホームズ世界に入りやすくしたという点もなかなか面白く感じた原因でしょう。
そうそう、コナンの『ベイカー街の亡霊』を覚えている人ならキャラの名前とかより楽しめることうけあいかと…
取り敢えず純粋に楽しめる作品ですよ〜