- 出版社/メーカー: パラディソ
- 発売日: 2010/06/04
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追っていた政治家にハメられて名誉毀損で訴えられた月刊誌ミレニアムの記者ミカエル。
天才女性ハッカー、リスベットがそんな彼を依頼を受け調査していた。その調査結果から信頼に足ると判断した大富豪ヴァンゲルは、40年前の少女の失踪事件の調査をミカエルに対して持ち掛ける。様々な手掛かりから捜索するミカエルだがやがて手詰まりになる。しかし、調査終了後もハッキングしていたリスベットはある事に気付き、彼にメールを送ったのだった…
観賞日1月19日
【70点】
今回の映画、ミレニアムは、小説のミステリー系の部門(このミステリーがすごい!とか)でスゴいとか言われてるやつです。
内容は普通に面白いけど…けっこう残酷な描写が多い。
けっこうブラックつか生々しい映画なんすよね
最近のSAWとかみたいに如何にグロく人殺せるかみたいなもんじゃなくて、気持ちをムカムカさせる残酷さ。
でもこういう面も人間には存在するので目をつぶったら負けなんですけどね…
次回作以降が、リスベットの衝撃の過去や法廷戦という現実的な路線に走ることを考えると、リアルに黒い面を描写しているのもある意味評価できる点なのかもしれません。
注目はヒロインのリスベット。パンクファッションで身を包む彼女は見た目もすごいが、中身も中々スゴい。
レイプされちゃったりとか、過去に重大なトラウマがありそうだとか弱さもありますが、基本的に強い。
やられたら2倍、3倍にしてやりかえす様は観ていて爽快。
主人公のミカエルもリスベットも人間臭いところがいい。
正義正義していないというか、とにかく人間味がある角の立ち方をしている。
とにかく推理ものだけあって情報量が多い…
ミステリーとしては上々の出来。真犯人自体はそんなに驚きという程のものは無かったけれど、ああ〜みたいな感じで納得は出来ました。
そこにいきつくまでに盛りだくさんの内容が含まれていて、観ながら疲れました。
某○みねこのアニメ版第4章みたいには終わらなかったので良かった…(笑)
まぁ暴力表現以外は普通にオススメ出来るレベル
スウェーデン制作とは思えない…←失礼
3部作ということで次回が気になるところではありますね…