エクスペンダブルズ(消耗品)…彼らは凄腕傭兵軍団。
ギャラは高いが、仕事は確実な彼ら。そんな彼らの次なる依頼は、南米の島国ヴィレーナで軍事独裁者の将軍を殺害するというものだった。ひとまずリーダーのバーニー(スタローン)とクリスマス(ジェイソン・ステイサム)は、島に潜入し、調査を試みるのだが…
観賞日
2010年10月20日
【70点】
実際、ストーリーを考えても、そんなに意味は無い映画です(笑)
「アクション、アクション、アクション
打撃、銃撃、爆破」
とにかく、これに尽きる。
取り敢えず面子がおかしい。
アクションヒーロー版のオーシャンズ11みたいなもんか…
スタローン、『トランスポーター』のジェイソン・ステイサム、『HERO』のジェット・リー、プロレスWWFの元選手、元アメフト選手、元総合格闘技などなど…
更にはミッキー・ローク、ブルース・ウィルス、アーノルド・シュワルツェネッガーも出演。
ミッキー・ロークは最近、負け犬的な役がハマってます。今作でもエクスペンダブルズをやめて、彼らの溜まり場を提供しているキャラで登場。
哀愁漂うオッさんとして潜在感ありまくり。
極め付けは
スタローン、ブルース、シュワちゃんが同じシーンに登場する点。
これだけでテンションはかなり上がる。
(後者二人はこのワンシーンしか出ないが)
しかもそんなシーンでシュワちゃんとスタローンは昔の旧友という設定で出る。
80年代でアクション映画でハリウッドを席巻した二人が旧友というのはなんとも感慨深い。
しかもシュワちゃんがスタローンを「こいつはジャングル好きだ」(ランボーへのオマージュ)とか、スタローンがシュワちゃんを「大統領狙ってる」(政界進出ネタ)とか本人たちをネタにしたジョークが満載。
みじかーいシーンだけど、最高でした。
アクションに関してはここまでやるかの連続。
人の傷付く痛みや死の重さを極限まで軽めにつくることでアクションシーンが生きてくる。
殺るか殺られるかのガチンコバトルがメインではそのへんは無視。
意味無い大爆発多し
いや、楽しくはなるすけどね…
結局、
ドカーン ドカーン
ドカッ バキッ
この映画はこれだけで表せる。