ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2


ヴォルデモートを倒すためには、ヴォルデモートの魂を7つに分けて収めた“分霊箱”すべてを探しだし、破壊しなくてはならない。
そのための方法を画策し、行動を起こしてきたハリーたち。

残りの“分霊箱”がホグワーツにあると考えたハリーたちは、スネイプが校長となったホグワーツへと舞い戻る。そして、ハリーたちが立ち上がる時最大最後の戦いが幕を開ける…



観賞日

2011年7月21日






【80点】


前作のレビューはコチラから↓
http://d.hatena.ne.jp/chairmanzx/20101204/1291482854















ついに10年に及ぶシリーズが完結。


前作のクライマックスへの高まり・テンションはそのままに”躍動感溢れる”ハリーポッターの映画が展開される。


今回だけは原作未読なので、途中だいーぶ飛ばしてそうですがやるべきポイントがしっかり押さえられていてわかりやすくなってたんじゃないかと。このへんは6以降から出てきたハリポタシリーズの良い所。
若干何があったかを想像しなければならないところもありますが、そこは上映時間との兼ね合いなのでしょうがない。



しかし見事に気になっていた伏線もしっかり回収。シリーズを横断した謎には思わず胸が熱くなる。
細かいところでもシリーズを通しているネタが数多くあって、観ている側はあきないこと。ここにこう繋がるのか!?と。まあ原作読んでればわかってるんでしょうけど…




























まさにオールスターなキャラクター陣も今作のテンションの高さを煽る。
前作では出てこなかったホグワーツの教師陣や生徒など、懐かしい顔が続々。




そして今作ではネビルが大活躍。というかなんかゴツくてデカくて頼もしい(笑)
ネビルファン必見。
いやむしろファンじゃなくても必見。

さらにはマクゴナガル先生もお茶目な一面や危険な一面を垣間見せる。

ハグリッドがシリーズを追うごとに存在感をなくしていったのは残念だが…
原作でも存在感薄かったし(笑)






途中、ハリーやロンが着替えるシーンがあるが、そこはロンの腹が必見。
完全にイギリスのオヤジの体型。成長したのう…

エマワトソンの可愛さとかは安定なので割愛。






















前回時間の関係上出来なかった3D映像も注目の一つ。

魔法のエフェクトは3Dと相性が良く、キマッてました。
この映像は出来れば大画面のスクリーンで観て欲しい。
(ちなみに私はウルティラっていうでかいスクリーンで観ました)

特に3Dで良かったと感じたのは、グリンゴッツのトロッコ・滑車(?)での移動シーンやドラゴンっぽいやつのあたり。

死喰い人の移動のどす黒いエフェクトも「おおおっ」って感じなりました。(笑)








最後のエンドロールを見てもわかるけれども、とにかくスタッフ数が多い。
特に3D。こんなにいるの!?ってくらい。

もちろんいつもエンドロールまできっちり観て帰るのですが、今回は最後ということもあり、物語が壮大だったせいかとにかくエンドロールが長いこと。トイレ的な意味で非常にヤバかった。(笑)

エンドロールの長さは、それだけスタッフが多く関わっていた証。この大作がとんでもない労力によって支えられたのがありありとわかります。
























自分も酷い出来だった「賢者の石」のゲームを買ったり、カードゲームを買ったりと昔はドハマリしたもんです…(当時:小学生)
あのころの熱狂を観ている間、思い出すことが出来ました。




これまでのシリーズの謎が明かされる部分やまさしく大団円にふさわしいラストなど、ここまでシリーズを観てきた方にはなんとも感慨深い作品になるでしょう。
ちなみに今回の点数は、そういった感慨をふくめての点数です。



シリーズ最高のクライマックスを是非劇場で観てください!










↓予告編はコチラから↓
http://www.youtube.com/watch?v=uYDdXI86Uks