世界侵略:ロサンゼルス決戦

突如、地球各地に侵略が開始された。圧倒的な力を前にして次々と陥落する世界の主要都市。
まだ陥落していなかったロサンゼルスでは、ある部隊が結成されていた。部隊の任務は民間人の救出。3時間後の空爆に備えて市街地へ向かった彼らだが、未知の敵が現れ…

観賞日

2011年9月1日







【50点】(飛行機内で観賞、ただし点数は劇場での観賞を想定して上乗せ済み)













視聴後の感想は、
「……」。




原題は、『BATTLE:LA』。そのタイトル通り、ロサンゼルスでの戦闘に特化した映画。
とにかく情報をそぎ落としており、侵略してきた宇宙人のことをさほど言及しているわけではない。そのあたりを期待している人は全く肩透かしを食らうだろう。
そもそもこの映画を見る人がそこまで期待しているかも怪しいが。

しかも、『プレデター』や『エイリアン』、『マーズアタック』や『第9地区』で比べて印象が薄い。こんなデザインでは売れないよと没を食らいそうなほど没個性な単なる”敵”に仕上がっている。






















そうなると、この映画の長所はなんなのか?



リアルに描かれた戦闘か?
だがハッキリ言うと、「地球防衛軍」や「レジスタンス」といったゲームと全く同じノリだ。それらをやっているのと変わらない。

ゲームが映画のよう進化したのもあるし、この映画に全く新しさを感じられないのも原因としてあるだろう。
つまり、今この映画をやる意義が全く不明だ。特別さも一切無い。






この手の映画(ドンパチもの)が好きならPS3XBOXでいくらでも出来る。わざわざ観賞1回に1500円払わずとも、何度でも好きな時間、体験できる。


















ここまで来ると、長所はおそらく劇場での音響体感程度だろう。
それこそこういう映画を3Dにしないのはどういうことか。



家庭用のゲーム機と差をつけるにはそこしかないのに。
3Dなら「おおっ!?」と思う戦闘が繰り広げられたはずだ。多分。


10年、20年前の感じだ。
















この映画が全米で週間1位になった意味が全く持って不明。やはりアメリカ人はドンパチさえあればいいのか?
それとも米軍が「強い」存在であり続ければいいのか…結局弱まったアメリカの権力を誇示したいだけにしかみえない。


これでさぞかし軍人になりたいと思う人が増えるんでしょうね〜
お国に役立つ「良い」映画なんですね〜

この映画を機内で観た後ロスに着いたわけですが、この映画による感慨はいっさいありませんでした。














いわゆる死亡フラグが教科書通りに、苦笑いできるほど連発する映画。

軍モノのアツいセリフも飛び出す。その手のB級作品がすきなひとにはお勧めできるだろう。







↓予告編はこちらから
[http://www.youtube.com/watch?v=FwLodjI_z_0:title=
http://www.youtube.com/watch?v=FwLodjI_z_0]