テーマ

テーマが決まったようです。
まだちゃんと先生とディスカッションしてないけど。


ほぼ予想通り、カテキンなんだが……
実はカテキンのモノマー(単分子)はすでに卒業した先輩が合成法を確立済み。


で、カテキンダイマー(カテキンが2つくっついたもの。ちなみに、3つになるとトリマー)で、あんまり見た事なかったタイプ。
下の写真みたいな感じ。



カテキンはクロマン環(酸素を含んだ環状構造とベンゼン環がつながったもの)の酸素を起点に1、2と位置を数えていくのだが、普通クロマン環の4位と8位がつながる。
もちろん、それは4位がベンゼン環のフェノール性ヒドロキシル基やクロマン環の酸素のM効果(電子の押し込み)を受けて、プロトンの酸性度が上がってるのと、8位は8位で、ヒドロキシル基の影響で、電子密度が上昇し、求核置換を受けやすくなってる。


だけど……天然には4位と6位がつながってるのが少ないながらあるのです。
それを合成するらしい。


で、今日は先生から本を借りて、ひたすら4位と6位がつながった構造のカテキンダイマーの構造をノートに写し、出典論文を書き連ねた。
ちなみに、写真はそのノートだがw


いかに8位の反応性を抑えて、6位を活性化するかという問題になりそう><
あんまり書き過ぎると、NDA的なものに引っかかりそうなので、この辺でw


ぁ、日本語がよく分からない人はWikipediaでフラボノイドとかカテキンを引いてください><
少しは分かるようになると思うので。