日常。

10月からはマジメに読んだ本の感想でも残そうと、先日、ダーリンの書庫を掘りだしたときに見つけたさる海外漫画の感想を書こうとしたら
「ちょっと待て、それはボクが書く」とおのれの強権を理不尽にふるうダーリンに阻止され、腹が立つ。
せっかく「海外戦争漫画特集」をしようと思ったのに。「君みたいな過疎ブログで書くにはもったいなさ過ぎる」って、へっ。
私がそもそもオタクでデブのダーリンと結婚してやろうと思ったのは、アート・スピーゲルマンの「マウス」の続きが読みたかったからで
おもしろい本に弱い、というのは人生をあやまるね。
この「マウス」は、アウシュビッツから生き残った人の話で私の初めての海外漫画は「戦争モノ」になる。
その後「ペルセポリス」など、強く印象に残る海外漫画は戦争関連が多い。
あの戦争の影というのはさまざまな国にさしているようで、しかし、勝った側にそれがあるわけではなさそうな。まだそんなには読んでいないんだけど。
書庫を掘り返しまくっていたら、出るわ、出るわ、わたしがまだ読んでいない海外戦争関連漫画。
そういうものをひそかに読んでは書くことで溜飲を下げることにしよう。
本当は、「この人と結婚しておいて良かった、、」と思ったほど感動した「アランの戦争」の感想が書きたいんだけど、
読んでだいぶ立つのでもう1度読み返してから。
これは今「はやり」(?)の「何者にもなれなかった人」の話なのだよね、
作者の対象へのまなざしに哀愁と愛情が感じられる最高傑作だと考えている。
そのほか、読んで書いていない本、多々。「ニッポンの書評」だの「武士の家計簿」だの、書きそびれたモノを少しづつ書くことにしよう。
つい最近まで「ハリー・ポッター」を全巻読み返して、ようやく終わったので、念願のピエール・ブルデューを読むことにする。図書館に行けたら。
と、言うわけで、不機嫌な私なのでした。