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2017-07-08

TV「みをつくし料理帖」最終回「寒鰆の昆布締め」

粗筋

毎年料理番付を発表している版元が、今年は登龍楼とつる家が甲乙つけがたいことから、直接対決を依頼してきた。お題は「寒鰆(さわら)」を使った料理。

その頃、御膳奉行の中に将軍の食べ物を横流ししている人がいるとの噂が立つ。外出の自粛令が出され、小松原はつる家に来られなくなってしまった。澪は小松原が疑われているのではと案じるが……

本日の献立はタイトルそのまま、寒鰆の昆布締め。

雑感

因縁のある登龍楼が相手だから、絶対に負けたくないという思いが強いのだろうが、大関の座は登龍楼に譲るべきだよなあ、と思った。ここで登龍楼に勝ってしまうと、面子を潰された相手がどんな攻撃を仕掛けてくるかわかったものではない。事実、一度は放火までされているわけだし。関脇でも立派なものではないか。十分店の宣伝にはなるだろう。商売安泰を第一に考えるなら、こういう喧嘩は買わないことだ。

(2017/9/6 記)

2017-07-01

TV「みをつくし料理帖」第七回「ふっくら鱧の葛叩き」

粗筋

源斉が澪に一緒に吉原に来てくれという。あさひ太夫宛てに大坂から鱧が届いたが、どう料理すればいいのか誰も知らないため、翁屋から相談を受けた源斉が、上方料理を知っている澪を推薦した次第。澪も、あさひ太夫のためならと引き受ける。しかし源斉の連れてきた料理人が女と知った翁屋主人は、受け付けない。急遽有名料亭から板前を連れてきて任せることに。しかし鱧は獰猛な生き物で、取り扱いを知らない料理人は大けがを負ってしまう。やむなく澪に任せることに……

本日の献立はタイトルそのまま、ふっくら鱧の葛叩き。

雑感

鱧は確かに凶暴で、見ているだけで怖かったが、あれは一体どうやって撮影したのだろう。

夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))

夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))

(2017/9/6 記)

2017-06-24

TV「みをつくし料理帖」第六回「う尽くし」

粗筋

富三は佐兵衛の行方を調べるという名目で芳からかんざしを預かり、それを売った金で遊ぶ。富三の嘘を暴いたのは又次だった。佐兵衛が店の金を遊女に貢ぎ、その遊女を殺して失踪したというのは富三の作り話で、店の金を使い込んでいたのは富三本人だった。芳は、佐兵衛が人殺しでないこと、生きている(かも知れない)ことを知り安堵する。

本日の献立は卯の花和え。土用の料理なのだから素直にうなぎを使えばよいのにと思っていたが、当時のうなぎは非常に高価で庶民がおいそれと食べられるものではなかったらしい(原作者によるとうなぎの蒲焼きは200文で、ざっと6000円ほど。現代もあまり変わらないな)。そこで、代用として「う」のつく料理を食べる習慣があったということらしい。

心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)

心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)

(2017/9/6 記)

2017-06-17

TV「みをつくし料理帖」第五回「ひとくち宝珠」

粗筋

つる家が全焼した。種市や澪らは茫然自失となるが、あさひ太夫が又次を通じて10両を託してきた。あさひ太夫は澪の幼馴染で生き別れた野江ちゃんだったのだ。このお金でつる家を再建、再び繁昌するようになる。

坂村堂が富三をつる家に連れてくる。富三は、現在は坂村堂で働いているが、かつて天満一兆庵の料理人であり、芳が(澪も)必死で探している佐兵衛が失踪した事情を知っていた。

雑感

小松原がやくざ者をボコボコにし、「これ以上つる家に手を出すなと土圭の間の小野寺が言っていたと、宗馬に伝えよ」という。その場面を、永田源斉先生がそっと眺めている。短いシーンだが、つる家の火事は采女宗馬の指図であること、小松原は浪人ではなく身分の高い武士だったこと、奉行所へ捕えず個人的に暴力を振るったのは、正義感からではなく、澪に好意を抱いているからであろうこと、これらのことを永田源斉先生が知ってしまったこと。その源斉先生の顔は、彼もまた澪に好意を抱いていること。そうしたことを視聴者に悟らせる、うまいシーンだった。

小夜しぐれ (みをつくし料理帖)

小夜しぐれ (みをつくし料理帖)

(2017/7/22 記)

2017-06-10

TV「みをつくし料理帖」第四回「ほろにが蕗ご飯」

粗筋

登龍楼は、今度は澪が考えてまた客に出す前の料理を真似し、一足先に客に出した。そのため清右衛門は、つる家が登龍楼を真似したと誤解してしまう。澪は登龍楼に抗議に行くが、采女宗馬は、同じ献立たからといって、味を盗んだというのは言いがかりだと反論。ある日、つる家に火の手が……。

雑感

なんの証拠もなく、たた一人で登龍楼に乗り込んでいったのは、いくらなんでも考えが足りなさ過ぎたのではないか。

今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)

今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)

(2017/7/22 記)