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2019-01-28

2019-01-20

「いだてん〜東京オリムピック噺〜」第三回「冒険世界」

出演

  • 生田斗真(三島弥彦、島子爵家の御曹司・天狗倶楽部)
  • 小澤征悦(三島弥太郎、弥彦の長兄・横浜正金銀行頭取)
  • 白石加代子(三島和歌子、弥彦の母・女傑)
  • 杉咲花(シマ、三島家に仕える女中)
  • 山本美月(本庄、雑誌記者)
  • 勝地涼(美川秀信、四三の郷友)
  • 荒川良々(今松、志ん生の弟子)

概要

四三の高等師範学校の日々。

四三は、朝食は幼い頃の躾を守り、よく噛んで食べる。そのため時間がかかり、寮を出るのは一番あと。が、学校まで約一里の道を走って登校、着くのはいつも一番乗りだった。

夏休みの故郷へ帰省すると、幼馴染のスヤが見合いをするという。落ち込む四三だが、再度上京する四三の見送りに、スヤは自転車で並走し、叫び声を上げ続ける……

天狗倶楽部の三島弥彦はお金もあり、顔もよく、スポーツ万能で、「本気で闘える相手がほしい」などと(火―ロス・リベラのような)ふざけたことを真顔を吐く。

東京でマラソンという競技の存在を知り、四三は驚く。彼がこれまで走っていたのは生活のためで、走るために走る、という世界を知らなかったのだ。四三とマラソンの運命の出会い。

雑感

シマと三島和歌子のかけあいが面白い。

四三は学校まで一里を約20分で走ったという。4km20分は、荷物を持ち、坂道などがあったことを考慮しても、特別速くはない。軽いジョギングのつもりで走っていたのだろう。

ビートたけしの活舌がよろしくなく、話し方もうまいとは思えず、正直うっとうしい。過去のパートは森山未來が語りを担当するが、実にわかりやすい、いい声だ。今後は全部森山未來でいいんじゃないか。

第一話の冒頭(1959年)で、物語はタクシーに乗った志ん生が、地下足袋で走る人物を目撃するところから始まる。これが四三だと思ったので、てっきり金栗四三とは東京オリンピックでメダルを取った人かと思い込んでいた。が、明治生まれだと東京五輪の時は相当な年齢のはずで、計算が合わない。なので混乱していたが、四三が出場したのはストックホルム・オリンピック。それで思い出した。ストックホルムに出場した日本人ランナーは、世界最長記録保持者のはず。

この話は知っている(らばQに取り上げられていたので知った)。そうかこの人が金栗四三だったのか。これで話がつながった!

(2019/1/27 記)

2019-01-18

「アゲイン」

ブルーレイ視聴。

雑感

  • 以前劇場で見て印象に残っていたもの。もう4年も前なのか……
  • 松川典夫や立原裕子が男から何を言われたのか、単に「暴言を吐かれた」というだけで具体的な描写がなかったため、松川典夫が悪いとしか思えなかった。あとで柳田建司に「マネージャーを侮辱されて黙っていられる野球部員はいない」と言っていたけど、相手の男をぶちのめすのは夏の大会が終わってからでも良かったはず。(そうすると、今度は後輩に迷惑がかかるのか?)観客が「あんな態度を取られたら、誰だって我慢できないよな」と思えるシーンがほしかった。
  • 立原裕子もよくない。何もいえず28年間ずっと引きこもりをしていたのかと勘違いしていたが、結婚して子供もいるという。松川がどう噂されているか知らなかったわけではあるまい。誤解は彼女が解くべきだった。そもそも野球部員が必死に練習にいそしんでいる時に、他校の生徒と不純異性高級をし、妊娠するなど、素行に問題ありだ。この二人のために野球部員はこれほど大きな傷を負った。そこは責められてしかるべきだろう。
  • 彼女はレイプされたんじゃなかったのかな。それだったらわかるけど。

配役

  • 劇場で見た時には気付かなかった安田顕と阿南健治がすぐわかった。成長したな。

過去記事

ここで

波瑠がいい役者だった。(略)今後露出が増えるといいなと思う。

などと書いているが、この年の朝ドラの主役を務め、一気にトップ女優になったのだった。自分にしては先見の明があるうちか?

(2019/1/27 記)

2019-01-13

「いだてん〜東京オリムピック噺〜」第二回「坊っちゃん」

出演

  • 橋本愛(小梅、浅草の遊女)
  • 松尾スズキ(橘家円喬)
  • 久野倫太郎(金栗四三・幼年期)
  • 船元大馳朗(金栗四三・少年期)
  • 田口トモロヲ(金栗信彦、四三の父)
  • 宮崎美子(金栗シエ、四三の母)
  • 大方斐紗子(金栗スマ、四三の祖母)
  • 中村獅童(金栗実次、四三の長兄)
  • 綾瀬はるか(春野スヤ、四三の幼馴染)
  • 姜尚中(五条、四三の中学の教諭)

概要

四三の幼少期からを描く。

四三の父は病弱で寝込むことの多い生活で、そのため一家の生活は厳しく、兄たちは皆、小学校を出たら田畑を耕すなど家の手伝いをしなければいけなかった。

四三も幼少の頃はひ弱で、心配した父は、嘉納治五郎に抱いてもらうと健康になるという願掛けのため、熊本まで10里の道を歩いて嘉納に会いに行く。が、大勢の人に囲まれて抱いてもらうどころか声をかけることすらかなわず、諦めて帰途に就く。が、望みが叶わなかったとは言えなかった父は、「嘉納先生に抱いてもらった」と家族に嘘をつく。

金栗信彦は、死の床でも「四三は嘉納先生に抱いてもらったのだから、丈夫に育つ……」と呟く。恐らく信彦にとっては、嘘ではなく、脳内で真実になっていたのだろう。四三は実次に「実は……」と打ち明けようとするが、「言うな!」と遮られる。

成績の良かった四三は、兄から進学を進められ、海軍兵学校を受験することに。が、視力検査で引っかかって落ちてしまう。気落ちした四三をスヤが「軍人にならなくてもお国のために働ける」と慰め、四三は、嘉納治五郎が校長を勤める東京高等師範学校への進学を決意する。

雑感

嘉納治五郎に抱いてもらった話、恐らく実次は事情を察していて、その上で父のために信じる態度を取っていたのだろう。しかし四三は家族に嘘をついていることが苦しくて仕方がない。

初回の最後で嘉納がゴールした四三を抱きとめるが、これは四三にとっては幼少時からずっと願っていたことで、それが初めて実現し、かつ、これによって父の言ったことが嘘にならなかったというわけだ。初回での伏線と二回目の回収、これは見事だ。だからドラマは面白い。継続してみるかどうかは、微妙だが。

(2019/1/26 記)

2019-01-06

「いだてん〜東京オリムピック噺〜」第一回「夜明け前」

出演

  • 役所広司(嘉納治五郎、東京高等師範学校校長)
  • 古舘寛治(可児徳、東京高等師範学校助教授)
  • 杉本哲太(永井道明、東京高等師範学校教授)
  • 竹野内豊(大森兵蔵、米国体育学士)
  • 阿部サダヲ(田畑政治、日本水泳連盟元会長)
  • ビートたけし(古今亭志ん生)
  • 小泉今日子(美津子、志ん生の長女)
  • 森山未來(美濃部孝蔵)
  • 神木隆之介(小松、志ん生への弟子入りを志望)
  • 川栄李奈(知恵、小松の恋人)
  • 満島真之介(吉岡信敬、天狗倶楽部)
  • 近藤公園(中沢臨川、天狗倶楽部)
  • 武井壮(押川春浪、天狗倶楽部)
  • 星野源(平沢和重、ジャーナリスト)
  • 松坂桃李(岩田幸彰、日本オリンピック委員会常任委員)
  • 松重豊(東龍太郎、東京都知事)
  • 岩井秀人(北原秀雄、外務省役人)
  • 中村勘九郎(金栗四三)

スタッフ

  • 作:宮藤官九郎
  • 音楽:大友良英
  • 題字:横尾忠則
  • 噺:ビートたけし
  • 語り:森山未來

公式サイト

概要

1959年(昭和34年)、日本に東京オリンピックを誘致しようと必死になっている人たちがいた。そして時代を遡って1909年(明治42年)――

嘉納治五郎は日本人初のIOCのメンバーだそうである。フランスから、オリンピックを白人だけのものではなく、世界のものとするためにアジア人も参加させたい、まずは日本の参加を、と嘉納に話があった。当時の日本はオリンピックどころか、スポーツという概念すらなかった(「体育」という言葉はあったが)。オリンピックの主旨もなかなか周囲の理解を得られず、仮に参加するとしても、世界の舞台で闘えるような運動選手はいないだろうと言われ、嘉納は選手の発掘のため、オリンピック予選のための競技大会を開催することにした。

マラソンではリタイア続出で、ほらみろと言われかけたが、優勝した選手はなんと当時の世界記録を30分近くも上回るタイムを叩き出した。その人の名は金栗四三。ゴールを過ぎて倒れた金栗を、嘉納は「いだてんだ、いだてんがいたぞ!」と抱きしめる。

雑感

大勢の有名俳優が次々と登場するが、関係がよくわからず。ネットの感想などを見ると、このワーッと見せる初回は典型的な宮藤官九郎節らしく、好みの分かれるところだとか。

柔道家としての嘉納治五郎はよく知っているが、オリンピックに功績のあった人とは知らなかった。金栗四三という名も初耳。これまでの大河ドラマは、主要な登場人物は知っている人だったので、話にすぐ入り込んでいけたが、知らない人ばかりだと、こんなものか。つまらなくはないが、特別感動もしなかった。次回も見ると思うけど。

(2019/1/26 記)