窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

劇場で観ておくべきだったよ……。「るろうに剣心」(DVD)

題名るろうに剣心
原作和月伸宏
監督大友啓史
出演佐藤健緋村剣心)、武井咲(神谷薫、神谷活心流師範代)、田中偉登(明神弥彦、神谷活心流道場生)、香川照之(武田観柳、実業家)、吉川晃司(鵜堂刃衛、武田観柳の護衛)、綾野剛(外印、武田観柳の護衛)、須藤元気(戌亥番神、武田観柳の部下)、蒼井優(高荷恵、医師/武田観柳の愛人)、有福正志(漢方医)、青木崇高相楽左之助、喧嘩屋)、窪田正孝清里明良、剣心に傷をつけた男)、宮川一朗太桂小五郎)、奥田瑛二山県有朋緋村剣心の昔の上司)、江口洋介斎藤一藤田五郎緋村剣心の宿敵)、永野芽郁(三条燕)、他
公式サイト映画『るろうに剣心』公式サイト
制作日本(2012年8月25日公開)
時間134分

内容

緋村剣心は、幕末には「人斬り抜刀斎」として恐れられた倒幕派の暗殺者だった。明治の世になってから、斬れない刀=逆刃刀を手に、人を助けるため流浪の旅を続けていた……

雑感

劇場で観ておくべきだった。二年前も、佐藤健に注目していたので、観ようか迷いはしたのだが(この年は、6月までは時間の余裕があり52本の映画を観たものの、その後仕事が忙しくなり、7月以降は5本しか観てない。観たくても観る時間が取れたかは疑問なのだが)。

アクションシーンが素晴らしい出来。剣のアクションものでアクションシーンに満足できることは少ないのだが、この作品は期待をはるかに上回っていた。

佐藤健が壁を駆け上って宙返りするシーンなど、ワイヤーで釣っているようにも見えないし、どうやって撮影したのかと思ったが、これ、どうやらガチらしい。身体を斜めにして地面を走るところも、特殊なスパイクを履いただけで、撮影のトリック的なことはしていないらしい。本当なら佐藤健の運動神経は半端ではない。

青木崇高須藤元気をバックドロップで床に叩きつけるところも、あれがガチならやられた方は死ぬぞ! と思ったが、須藤元気レスリングの専門家なのだった。なるほど。

よし! これで「京都大火編」観に行かれるぞ。

配役

  • 武井咲は、演技が稚拙だと(これまで)思っていたが、演技自体は悪くない。悪いのは発声だろう。腹から声が出ていないため、耳に障るのだ。佐藤健の声がいいからなおさら気になる。俳優になる時に発声練習はさせられないのだろうか?

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