岐阜労演これからの例会=2018年後期〜2019年前期

※詳細は岐阜労演事務局までお問い合わせください※【岐阜労演事務局】tel:058−263−4396※

2018年7月〜12月
【第323回】NLTプロデュース「しあわせの雨傘」@岐阜市民会館
 7月13日(金)18:30 / 14日(土)13:15
【第324回】俳優座劇場プロデュース「十二人の怒れる男たち」@岐阜市文化センター
 9月27日(木)18:30/28日(金)18:30/29日(土)13:15
【第325回】こまつ座「マンザナ、わが町」@岐阜市民会館
 11月16日(金)18:15 / 17日(土)13:15

2019年1月〜6月
【第326回】イッツ・フォーリーズ「ミュージカル・コメディ 死神」@岐阜市民会館
 1月25日(金)夜 / 26日(土)昼
【第327回】劇団文化座「三婆(さんばば)」@岐阜市民会館
 3月22日(金)夜 / 23日(土)昼
【第328回】青年劇場「みすてられた島」@岐阜市民会館
 5月17日(金)夜 / 18日(土)昼

2019年7月〜12月
【第329回】劇団前進座「裏長屋騒動記」@岐阜市民会館(7月)
【第330回】劇団民藝「野の花ものがたり―徳永信『野の花通信』より」@岐阜市文化センター(9月)
【第331回】加藤健一事務所「パパ、I LOVE YOU !」@岐阜市民会館(11月)

岐阜労演を応援します!

 「岐阜労演」は、岐阜市にある演劇鑑賞団体です。
 このブログは「岐阜労演」の会員である「でこぼこおやこ」の演劇日記。岐阜労演の公式ブログではありません。

 岐阜労演はいつでも入会が可能です。
 ブログでもときどきふれますがときどき間違ったりもします。
 入会方法・例会の詳細、特に日時や費用に関することは岐阜労演事務局にご確認ください。
 【岐阜労演事務局】 tel:058−263−4396

岐阜労演これからの例会=2017年後期〜2018年前期

※詳細は岐阜労演事務局までお問い合わせください※
2017年7月〜12月
【第317回】劇団民藝「蝋燭の灯、太陽の光」 @岐阜市文化センター
 7月27日(木)・28日(金) 18:15 /19日(土) 13:15
【第318回】劇団前進座柳橋物語」 @岐阜市民会館
 9月15日(金)18:15 / 16日(土)13:15
【第319回】劇団東演「検察官」 @岐阜市民会館
 11月24日(金)18:15 / 25日(土)13:15

2018年1月〜6月
【第320回】文学座女の一生」 @岐阜市民会館
 1月26日(金) / 27日(土)
【第321回】テアトル・エコー「もやしの唄」 @岐阜市民会館
 3月23日(金) / 24日(土)
【第322回】劇団民藝「大正の肖像画」 @岐阜市文化センター
 5月17日(木)/18日(金)/19日(土)

2018年7月〜12月
【第323回】NLTプロデュース「しあわせの雨傘」@岐阜市民会館
【第324回】俳優座劇場プロデュース「十二人の怒れる男たち」
                        @岐阜市民会館
【第325回】こまつ座「マンザナ、わが町」@岐阜市民会館

岐阜労演を応援します!

 「岐阜労演」は、岐阜市にある演劇鑑賞団体です。
 このブログは「岐阜労演」の会員である「でこぼこおやこ」の演劇日記。
 岐阜労演の公式サイトではありません。

 岐阜労演はいつでも入会が可能です。
 ブログでもときどきふれますがときどき間違ったりもします。
 入会方法・例会の詳細、特に日時や費用に関することは岐阜労演事務局にご確認ください。
 【岐阜労演事務局】 tel:058−263−4396

第288回例会 「白バラの祈り」の感想 byでこ☆

でこです☆

“生粋のドイツ人 女学生 抵抗の物語”
“ナチ下のドイツ ひとつの真実”

数年前「白バラの祈り」を映画で観て
すでにそのストーリーに衝撃を受けていた私は

脚本を翻訳した吉原さんの講演(岐阜労演の定期総会にて)や
ゾフィ役の桜井さんのお話(“楽しさ先取り企画”にて)を聞いたり
原作本や尋問調書の載った本を図書館で借りたり
例会前にずいぶん学習した

今年一番 熱いおもいで観たお芝居だろう

****************

舞台はゾフィーと兄のハンスが大学でビラを撒くところから始まった

兄妹は、掃除夫の密告で捕まってしまう
ゾフィー、ハンス、その仲間、あわせて学生5人
彼女たちそれぞれの尋問のシーンが織り交ぜられて舞台は展開した

厳しい統制の中、ビラを作り、ビラを配り、ビラを撒く
夜中のうちにスローガンを壁に書き付ける
はらはらどきどきさせられる彼女たちの活動

そんな5人の共同活動の事実について
誰も口を割ろうとしない

“「生きたい」でも「生き延びたくはない」”
ゾフィーのセリフの中で特に響いた言葉だ

ゾフィーの言葉はどれも私の心に落ちた

そして繰り返される尋問のシーンを見るうち、ゾフィーが尋問官を尋問しているかのように思えてきた

「私を助けたいというが、兄や友人を助けようとしないではないか」
結局ゾフィーもハンスもその仲間もみんな処刑されてしまった

尋問官が、自分の娘と同じ年頃の彼女たちの死を前に
無力感に苛まれる一方で
ゲシュタポは、彼女たちを「敵ながら天晴れ」と嗤い
尋問官のような「普通のヒト」が第三帝国の立役者だと呟いた

これは私たちへの挑戦だ!

ゾフィーの闘いは、ドイツの中に今もある
それは例えば反原発の動きだろう

私たちはゾフィーに託されたのだ!
“「生きたい」でも「生き延びたくはない」”
生き延びても死が待っている、口をつぐんではいられない。

無人となった尋問室を片づける刑務官
机上の反政府活動者リストを燃し
ゾフィーたちが合図としていた口笛を吹きながら部屋を出る
そしてギロチンの音がして、青空!

この最後がなかったら私は席を立てなかった
…すごい

手動の謄写版、蓄音器、背もたれのカーブした木椅子も
しっかりその役目を果たしていた

第288回例会 「白バラの祈り」の感想 byぼこ◎

ぼこです◎

ゾフィーはギロチンで処刑されてしまいました

ゾフィーが潔く死を受け入れたように見えたのは
生きる希望があったからだと思います

だから死が現実になったときの
ゾフィーの絶望を思うと心が痛いです

けれど生き延びた人たちはその絶望に添い
何度も何度も絶望し
みんな苦しかったと思います

ゾフィーは犠牲者でも英雄でもないし
尋問官は臆病者でも卑怯者でもない

何も言えなくて家の中から外をうかがい
時に警告の口笛を吹いたたくさんの人たち

わたしはゾフィーではないから
彼らの長い絶望を想像して辛かったです

いろいろ思いをめぐらせているうちに
なんだか不機嫌になってしまいました

第288回例会“楽しさ先取り企画”レポート by でこ☆

でこです☆

 岐阜労演第288回例会
 劇団民藝白バラの祈り ゾフィー・ショル 最後の日々」は
 来週 9月20日〜22日 上演です!!

 7月5日に行われた“楽しさ先取り企画”では
 主人公ゾフィー・ショル役の
 桜井明美さんのお話を聞くことができました!!

********************** 
 「白バラの祈り」は
 第二次世界大戦ヒトラー独裁政権下のドイツで
 ドイツ人でありながら
 ナチス政権に反旗を翻した
 実在の女学生ゾフィーの物語です
 
 反ナチスの物語としては
 「アンネの日記」がよく知られていますが
 
 アンネがユダヤ人であるのに対し
 ゾフィーはドイツ人
 立場がまったく違います
 
 じつは桜井さん
 初舞台は1990年の「アンネの日記」アンネ役
 
 夢・希望・不安・期待の中で
 3年400ステージ アンネを演じた彼女が
 
 2007年から「白バラの祈り」のゾフィーに・・・
 
 「役を演じるのではなく アンネからゾフィーへの成長と思ってとりくんでいる」
 と舞台への思いを語る桜井さんでした
 
 いよいよ来週
 ゾフィーに会うのが待ち遠しいです

  ※岐阜労演第288回例会
   劇団民藝白バラの祈り ゾフィー・ショル 最後の日々」
    日時 2012年9月20日 午後6:30開演
        2012年9月21日 午後6:30開演
        2012年9月22日 午後1:30開演
    場所 岐阜市文化センター

     例会には岐阜労演会員のみ参加できます。
     例会日当日でも入会できます
     1年で6作品を鑑賞することができます
 
  ※岐阜労演への入会と例会詳細については、
    岐阜労演事務局までお問い合わせを。
    TEL 058−263−4396