『河童が覗いたインド』

chmon2007-07-04

河童が覗いたインド

河童が覗いたインド

学校の地理の授業でインドについて学んでいるので、それに便乗して、図書館で借りて読んでみた。
おもしろいね、これは。現地の様子が生き生きと伝わってきた。インドに少しでも興味がある人は、読んでみたほうがいい。また、妹尾さんの知的好奇心の旺盛さには脱帽した。同シリーズの『ヨーロッパ』と『日本』や、『少年H』も読んでみたい。右上の写真は、本の裏表紙(?)を写したもの。本物なのかな?

『はじめての言語学』

はじめての言語学 (講談社現代新書)

はじめての言語学 (講談社現代新書)

前々から言語学には興味があったのだが、それについての本を初めて読んだ。
この本では、世間一般の言語学に対するイメージの誤りが逐一指摘されているが、私の認識は大方間違っていなかったので、安心した。もちろん書いてあることはそれだけではなく、言語学においての重要な考え方は大体押さえてあるんだと思う。
もうしばらく言語学関連の本を読んでみよう。これは面白い。

「ホンノウ」

ホンノウ

ホンノウ

ホンノウ
Aメロ・Bメロはぱっとしないが、サビの勢いは素晴らしい。ユウスケのラップも噛み合っているが、「空っぽな WORD、(…)本能解き放て!」の部分は少々鬱陶しく感じる。
Find The Way
c/wではあるが、ホンノウと同じくらい良い。サビの突き抜けた感じが快い。

歌唱力は前シングルよりはマシになったが、まだまだプロのレベルではない。アルバムに期待。

『自分を鍛える!―生産的な習慣をつくるヒント』

自分を鍛える!―生産的な習慣をつくるヒント (知的生きかた文庫)

自分を鍛える!―生産的な習慣をつくるヒント (知的生きかた文庫)

主に忍耐力・習慣を身に付けること(すなわち努力をすること)の重要性を説いている、まあどこにでもあるような自己啓発書。特に奇抜なことは書かれていない。しかし、私が今までに読んだこの類の本の中では、具体論がかなり書かれている方なので、その点においては好感を持った。「早起きをすること」・「時間を守ること」・「ひとつの科目の勉強に疲れたら、休憩するのではなく他の科目をすること」・「毎日運動をすること」などがそれとして挙げられている。
私は自己啓発書をあまり読まないので、詳しい比較はできないが、何か自己啓発書を一冊欲しいと考えている人は、とりあえずこれを買えば安全だと思う。
ちなみに、本の読み方としては、一冊一冊を徹底的に読み込むことが勧められている。しかし、以前にそうしようとして本を読むこと自体が億劫になってしまったので、これには従わないでおく。

引用テスト

いかなるシチュエーションにおいても自我をきちんともち、自分の意志を発揮できる瞬間が来たら逃さず、これを最大限利用しようと決めました。日本人は特に、自我を殺して共同体がもつ雰囲気に合わせ、無言の圧力に負けて流されがちです。意志の自由を働かせるチャンスが極めて小さいと意識していれば、そんなにもったいないことはできないはずです。わずかな隙間に楔を打ち込み、腕力で広げて、自分でしかなしえない意志の痕跡を注入しようとするはずです。不合理や曖昧さに身を任せていたら、チャンスは失われるばかり。