都バスのバス停ごとにってのはさすがに無理か

 普段の通勤に都営地下鉄を使っているのだが、少し前からATM設置工事をあちこちの駅で見かけるようになった。まだ利用できないのだが掲示を見ると4月開業予定の新銀行東京のものらしい。俗に石原新銀行とよばれているやつ。外形標準課税の恨みがあるのかBANCSとの接続が認められていないので自前のATMを都営地下鉄他都の施設に設置するそうだがBANCS非接続でどれくらい利用客が見込めるのかちょっと見ものだな。キャッシュカードは最初からICカードJR東日本suicaと提携したりIYバンクと提携してセブンイレブンでは利用できるようだから23区内にいる分にはあまり不便はないのかも。まぁ元々大手都市銀行が余り手を出さない中小企業への融資を事業のメインにしているから普通の銀行と比較するのはあまり意味がいないかもしれないけど。都職員の給与振込みは全部新銀行東京に限定とか強引なことはないか、さすがに。

新銀行東京信金とATM提携
 東京都が設立した新銀行東京(東京・千代田、仁司泰正代表)は全国信用金庫協会全信協)と現金自動預け払い機(ATM)の相互利用で合意した。新銀行は大手行など8行のオンライン網「BANCS」への加入を認められておらず、利用できるATMが少ないことが開業に向けての不安材料だった。信金との提携で預金者の利便性確保に一応のめどをつけた。
 新銀行は4月以降の開業を目指すが、店舗数は本店を含めて都内6カ所と少ない。店舗のほか都営地下鉄構内や都の関連施設に設置する自前のATMは200 台にとどめ、他の金融機関との相互利用を促進する計画だ。今回の合意で全信協は、個別信金の判断で新銀行とATMの相互利用契約を認める方針を決めた。提携する信金の預金者にとって、利便性の高い場所にある新銀行のATMを利用できるメリットは大きいと判断した。新銀行は今後、首都圏の個別信金と提携交渉を進めていく。