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<サッカー>仏代表に「黒人多すぎ」発言で乱闘劇? 社党

 【パリ福井聡】フランスの社会党幹部が15日、サッカーの国際親善試合フランス対ギリシャ戦観戦後、「仏代表選手11人中9人が黒人というのは多すぎる」と発言。対立する社会党幹部が「あの発言はレッドカードだ」とかみ付き、論議を呼んでいる。
 発言者はロワイヤル元家庭・児童担当相を支持する仏南部ラングドック・ルシヨン地域圏のジョルジュ・フレシュ首長で、「仏社会を反映させれば9人は多すぎる。3人が妥当だ。問題は白人が弱すぎる点で、私は我慢ならない。間もなくチーム全員が黒人になるだろう」と述べた。
 これに対し、レッドカードを宣告したのはファビウス元首相を支持するクロード・バルトローヌ氏。「発言は選挙で選ばれた首長のものとは思えず、社会党の名を汚すものだ」と非難し、社会党大統領候補指名党員投票の「場外乱闘劇」となった。
毎日新聞) - 11月17日10時19分更新

おいおいおいおい。
サルコジ劇場」ならぬ「社会党劇場(ないしロワイヤル劇場)」作戦の一つなんでしょうか?
ル・モンドなどでチラ読みしたら、「解釈の問題だ」とか何とか言って突っぱねてるみたいですね。まあ、フランスの政治家が発言の撤回なんてそうそうしないよな。



阪大が未履修者に“高校世界史”、一般教養で来春開講

 高校世界史の必修逃れ問題で、大阪大学が来年度から一般教養課程に、「不完全履修者のための世界史」講義を設けることを決めた。

 世界史の未履修者や規定時間数以下の授業しか受けていない学生のために、高校の教科書を使って授業を行い、単位も認定する。文部科学省大学振興課は「今まで聞いたことがない。世界史は高校で学ぶのが原則なので推奨はしないが、大学側の現実的な対応として注目する」としている。

 計画では来年4月、主に新入生対象の一般教養の選択科目として、「ヨーロッパ史」と「アジア史」の2コマを開講する。網羅主義や暗記の強要はせず、歴史のダイナミックな流れと最新の学説を教え、社会人として最低限の知識を習得することを目標とする。
(読売新聞) - 11月17日18時29分更新

これもおいおいって感じですが、逆にポジティヴに評価したいです。
これを機会に歴史に対する関心やら理解が得られればいいですし。
まあ、どれだけこの講座を取る学生が出てくるかわかりませんし、具体的な講義内容もよくわかりませんけど。


上手くいけば、哀哭(by 柿柳教授)ほにゃららに対してもいい対抗措置になるかも?