@三国ヶ丘LIVE HOUSE FUZZ

city_diving2010-09-14

次松大助 / タバコ / 北條真規(ex ANATAKIKOU) / 松浦正樹(Gt,Vo from ANATAKIKOU)


ANATAKIKOUのほくちゃまと、
ANATAKIKOUのまあきさんが一緒に出る、
しかも次松さんはバースデー、というかなりミラクルなブッキング。
しかもどうやらそれらはたまたまだったらしい。
次松さんも、誕生日だからやった企画じゃないって言っていたけど
これはもう必然だったんだろうなって。


お昼過ぎに大阪につきまして、まあきさんのついったーにニヤニヤしつつ
わたしは堺東にある、スーパー銭湯に寄ってから、三国ヶ丘に行きました。
ライブの前に観光しないで、温泉に入るって、なかなか楽しいよ(笑)
堺に行ってまですることではないけどな!


FUZZは三国ヶ丘の駅からものすごい近いので、いいですね。
しかも改装したばかりということで。


風呂上がりだったので、若干眠くもあったのですが
19時半からライブはスタート!
FUZZのブログに写真も載っていたのであわせて!
http://blog.livedoor.jp/livehousefuzz/archives/1247041.html
…まあきさん腹筋がんばれw


●北條真規
ストイックなパーティー、台風、昨日からの恋人、二級河川のホタル、ネンザ、
曲は5曲、たぶんタイトルはこんな感じ、か。
去年のラウンドアップ以来のほくちゃまだよー!!
あの渋い世界観は相変わらずだったよー!
堺、ほくちゃまは堺に生まれて、ここよりはちょっと離れているけど
準地元な場所で歌えることを喜んでました。
相変わらずトークになると、休憩がてらギターを置くのな!
二級河川のホタル(おそらくそんなタイトル)は、
地元でよく遊んでいた
川のことを歌った歌だそう。
ラストは、「究極のポジティブソング!」とネンザ!
このポジティブ感はほくちゃまならでは、ですね。
眉間のしわ共々堪能しました。


帰りにネンザCDRももらってきたのです。

ほくちゃまのギターと、藤井学さんのキーボードとボンゴによるネンザ、
これがまたイイ!もらえてよかったです。
また東京でも歌ってくださいね!と、どうしても言いたくて
東京から来たことを話たんだけど、さすがにびっくりされました。そらそうか。


●タバコ
これまた渋い弾き語りの方でしたが、ギターも歌もうまいなーって。
いろんなテイストの曲があって、なかなか楽しかったです。


●次松大助
次松さんの3連のピアノの癒しったら、ないね。
ライブみるのは、つなまつり以来の2回目なんですが、
あの間合いのライブって、ほかの人にはぜったいないなって。


今日が誕生日ということで、電報が届いたとか。
(パンダ電報とかキティちゃん電報とか持ってきた)
誕生日にライブがあるってステキだ。


●松浦正樹
順番はちがうかも。
寒がりのセーターシック、モネラ氏の庭園、ぼんやり雨、
うろこのない魚、いけないところで、窓の外は死神。あとは即興曲いくつか。


最初の登場曲が、なんかものすっごいまあきさん自分音源すぎて
あまりのキモさに震えた(笑) それに合わせて歌ったりしつつ。


なんだろう、今日のまあきさんベストじゃないように思った、声とかいろいろ。
すっごいいい時って、声聴いただけでキュンとくるんだもの。
でも、確かに気合いはあるから、その分声はっているような印象でした。
そうだなー、晴れ空のライブを目指していたけど
お天気雨で、雨が降ってました、みたいなライブだったかな。
最近、自分のライブの感想がどうしても抽象的になる。きもくてごめん。


だから声はっていたから、
よかったなって思ったのはモネラとかいけないところで、とか。
あ、うろこのない魚のギターのメロディが好きすぎるよ!
気持ち良さそうにギター弾くよね。


ぼんやり雨、あれ一瞬イントロがリリーっぽくて困惑する。
でもサビのメロディー好きだなあ。ものすごい耳に残る。
2番が口笛になってたけど、聴けてよかった。凄く好きです。


最初譜面台を置いてたんだけど、
それだと前のお客さんの邪魔になっていたので
途中でのけてくださってました。そういう小さな気遣い、いいよね。


即興曲は次松さんのバースデーのこととか、
あの次松さんにももう子供がいるっていう。
あとほくちゃまの曲タイトル、ストイックなパーティーを連呼していたり。
テニスコートの歌詞は、お気に入りなのかな。よく目にしている気がする。
テニスコートで天体観測。


生きざまを見てくれ!みたいなこともおっしゃってたんだけど
やっぱりソロだとめっちゃ自分、だよね。
天才だって自分で言ってたけど(笑)
そのあとの語りのときに、
「左手が過去の自分、右手が未来の自分、(手を)合わせて幸せ」
みたいなことを言ってて、みんな笑っていたけど、
これ深いな!としみじみ思ったりした。
だって、その両手を動かすことができる中心の自分、
それはつまり現在の自分なわけでしょう?
過去も未来も、幸せにできるのは今の自分次第。


まあきさんの対自分話聞くと、ゾクゾクすんだよね。
なんだろうねこの感情はね。


ラストはマイケルジャクソン追悼曲の窓の外は死神、
ステージ目いっぱい使ってダンスを踊り、
客席に下りてきて椅子に座って歌ったり、すごいことになってました。
そうか、広いステージだとダンスも激しくなるのね(笑)
いつも見ている明大前のソロのときは、踊れるスペース狭いもんなー。
やー、きもくておもしろかったです(誉め言葉)
終わった後ぜいぜい言ってたのも含めてねw


アンコールは、まあきさんめちゃくちゃ語ったりしつつ、
ステージに今日の出演者を呼び込んだり。
もちろん最初に呼ぶのは旧友北條さん!
ステージでふたりがっつり握手。…今日ほんときてよかった(涙


そのあと、タバコさん次松さんもあがってきて、
みんなでバースデーの歌を歌いたいから、マイク準備してください!と
マイク準備の間、またひたすらまあきさんの語り。
次松さんとの出会い、大学でまあきさんは1年浪人しているから
だから出会えた、と。その後テープレーベルで曲を作ったり、
その時に自分作曲、ほくちゃま作詞のリリーという曲が生まれた、とか。


ひたすら語りまくったあと、4人でハッピーバースデーの歌を
ひとりずつアカペラで歌ってました。
まあきさん、ほくちゃま、タバコさん、次松さん。
ものすごい、歌い方してましたけどね。ほくちゃまが歌っているときに
まあきさんがちょっとはもっていたのが、またキュン。
しかし一番おもしろかったのはタバコさんであった。
あれは何語だったんだろ(笑


次松さんが照れて歌えなかったので、それじゃ締まらないから
「ほくちゃまが桑名正博さんの物まねをします」と、
まあきさんむちゃぶりw
ああああなんて懐かしい展開なんでしょう。
なつかしくもあり、せつなくもあり、
でも変わってないんだなって、うれしくもあるのでした。


で、ほくちゃまが前に出てきて
まあきさんたちはほくちゃまを残してステージから去って(笑)
1人物まねをするほくちゃま。ものっすごいおもしろすぎました……。
やっぱり最後のオチはほくちゃま、なんだよなあ…。


そんな感じの、19時半から22時半くらいのライブでした。
まあきさんのCDRは買えなくて残念だったけど、
(ていうか、いつになったらわたしは声かける勇気を出せるんだろうか…)
なんとかほくちゃまのCDRはもらえたので満足。


次の日の始発の新幹線で東京に帰りました。

新大阪を出た直後、びっくり、虹が出たんだよ。
あまりにも一瞬で消え去った儚さ。
でも、そうだ、空にはそれがあるんだよね。
東京に戻るこのときに、一瞬でも虹が見れたことは
今日のわたしにとって必然だったな、と思いました。