ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

ドル円は円安を継続。2030年には200円に

日銀は、基本的に円安を許容している(と思う)。ドル円レートを、2030年ころに180~200円になるよう誘導している。

なぜか。

そもそも、国債の発行額が巨額のため金利を上げない(上げられない)。
2~3%のインフレを継続させることで、持続的な成長につなげる。

円安はデメリットもあるが、製造業立国の復活のためには効果が高い。
『円安→物価上昇→債務の実質減少』も狙いの一つ。

しかし、そもそも為替レートはコントロールできないものであり、日銀がゆっくりとした円安誘導をしていく過程で、マーケットからの信用を喪失するようなことがあれば、200円どころか、それ以上の円安になってしまう可能性もある。

ウォールストリート・チートシート

ウォールストリート・チートシートとは、このサイクルの過程で投資家心理がどのように変化するのかを表したダイアグラム。

Disbelief(不信)
この上昇もこれまでと同じように失敗に終わるだろう。

Hope(期待)
相場が回復するかもしれない。

Optimism(楽観)
この上昇は本物だ。

Belief(確信)
全力投資する時が来た。

Thrill(興奮)
目一杯買ってやろう!皆んなにも買いを勧めよう。

Euphoria(陶酔)
俺は天才だ!

Complacency(自己満足)
次の上昇まで少し頭を冷やさないとな。

Anxiety(不安)
今回の押し目は普段より時間がかかるのかもしれないな。

Denial(否定)
いずれ反発するさ。

Panic(パニック)
俺も逃げなければ!

Capitulation(降伏)
資金は完全に底をついた。

Anger(怒り)
なぜ政府は何も対応しない?

Depression(意気消沈)
今後どうやってやりくりしたらいいんだ?

米国はスタグフレーションに。

2月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比予想19.8万人増に対して、結果27.5万人増と予想を上回ったものの、1月と12月分は計16.7万人分が下方修正。失業率は予想3.7%に対して結果3.9%と予想を上回る。

インフレが目標の2%に近づく前に、景気悪化が表面化しつつあり、スタグフレーションに陥る可能性が高くなってきた。

景気対策として、インフレ率が低下しなくても金利を下げざるを得ないことになるかもね。