施術は・・・

「刮痧(グアシャ)療法」の歴史は大変古く、2500年ほど前…(つまり紀元前)鍼灸の発祥と同じころと考えられています。天然素材(水牛の角、翡翠など)のヘラを使用し経絡、ツボの流れに沿ってやさしく体を擦り流します。

「刮」とは擦るという動作です。ヘラで皮膚に圧をかけて擦ることで、汗腺の活動を活発にさせ老廃物を体の内部から引き出します。その際、体の弱っている部分に「痢」と呼ばれる赤色の点々がでます。

「痧」は老廃物を体の中から引き出す際に、皮下出血のような赤い点々となって皮膚表面に現われますが、痛みはほとんどありません。からだの弱っている部分や血行障害などがある部分には、瘀血(オケツ)があります。刮痢の施術で気血の流れが良くなり活性化することにより、老廃物と共に体の内部から引き上げる際に「痧」と呼ばれる皮下出血のような赤点があらわれます。
 腰痛、冷えなどが考えられる腰部の「痢」


「痧」は初めて目にすると赤く痛々しく見えますが、実際には痛みはほとんどなく、また、施術された部位は血行が大変良くなり、スッキリとした感じがあります。
施術を受けられると、体があたたまり、ヘラと同時に使用する漢方オイルの効果で、肌はしっとりと潤ってくることが実感できます。